オルタナティブ・ブログ > 点をつなぐ >

触媒のように世の中のいろいろな人やものをつないで変化を起こしていきたいと思っています

久米信行さんの新刊『言いわけばかりで動けない君に贈る33のエール』の出版記念イベントに参加してきました

»

8月7日の「自分史フェスティバル2013」のパネルディスカッション
パネラーの一人として出ていただくことになっている久米信行さんが
『言いわけばかりで動けない君に贈る33のエール』を出版されました。

その新刊の出版記念パーティーが、昨日、
神田淡路町のワテラスコモンで開催されたので参加してきました。

前半が久米さんの講演、後半が4人のゲストによるトークライブでしたが
どちらも濃い内容で面白かったです。
下のウェブページにレジュメもアップされています。

【出版記念パーティ】「33のエール」レジュメをUPします!: 明治大学商学部「ベンチャービジネス論/起業プランニング論」久米 信行 講義ブログ

個人的に印象に残った話の一つは、新刊にも書いてありますが、
久米さんが、ソフト化賞の選考委員をしていたときの話。

ソフト化賞は、久米さんの師匠でもある日下公人先生が設立した
社団法人ソフト化経済センターが主催する、
日本の進むべき未来を示す「先端的でソフトな試み」を表彰する賞です。

そのソフト化賞の候補を探し出して推薦するときに、
日下先生はいつも「もっとあやしいものを選んでくるように」と
おっしゃっていたそうです。

つまり、現時点で「新しい」とか「面白い」と思う程度のものだと
すぐに古くなってしまうけど、
現時点では「あやしい」と思うぐらいのものが、
10年後や20年後に花開くものだということです。

逆に言うと「あやしい」と思われるぐらいのことをやらないと
未来を切り開けるような先端的なことはできないということですね。

久米さんの新著『言いわけばかりで動けない君に贈る33のエール』は、
タイトルだけを見ると普通の自己啓発書っぽいですが、
久米さんがこれまでベンチャー企業や大手証券会社、自分の会社、
NPO、地域活動など、いろいろなことに関わってきた経験や
師匠たちから学んだことがわかりやすくまとめられていて、
幸せで面白く楽しい人生を生きるために必要な起業家精神を学ぶには
とても参考になる本です。

Comment(0)