相続では家族に想いを伝えることが重要
昨日は、多摩・市民プロデュース研究会の主催で
自分史活用アドバイザーで、行政書士の馬場敦さんが講師を務める
「あなたの意志(遺志)を遺し、家族に伝えるための
あったか相続セミナー」に誘っていただき参加しました。
相続の知識については、ほとんど知りませんでしたが、
相続には、単純承認、相続放棄、限定承認があること、
遺言には、自筆証書遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言があること、
平成25年の税制改正によって、
今まで基礎控除額が「5000万円+法定相続人数×1000万円」だったのが、
平成27年1月1日から、「3000万円+法定相続人数×600万円」に
引き下げられることなど
いろいろ知ることができてよかったです。
ぼくの両親もそろそろ後期高齢者の仲間入りをしているので、
こういった知識は知っておく必要があるなと思っていました。
手続きを専門家に頼むにしても、
ある程度知識があったほうが、
具体的に何を頼めばいいのかもわかるし、
専門家を選ぶのにも役立ちますよね。
今回はいい勉強になりました。
また、セミナーでは、単純に相続に関する知識を伝えるのではなく、
家族に想いを伝えることの重要性を強調していました。
例えば、自分の意識がきちんとあるうちに、
自分が重い病気にかかったときにどうしてほしいか、
亡くなった後のお葬式やお墓などをどうしてほしいか、
その他、自分の想いや、家族に伝えておきたいことを、
きちんと伝えておくということです。
その手段として、遺言やエンディングノート、
自分史をとりあげていたところがよかったです。
相続というのは単なる手続きではなく、
家族のコミュニケーションの問題に関わってくるので
自分史やエンディングノートをそのためのツールとして
活用してもらえるようにしていきたいですね。
8月7日に江戸東京博物館で開催する「自分史フェスティバル2013」では
今回のセミナー講師の馬場敦さんも、東京葬祭さんと一緒に
「エンディングノートと終活相談」のブースを出展されます。
ほかにもいろいろなブースやプログラムを用意していますので
皆様のご来場をお待ちしています。