元オウム真理教幹部の上祐氏が語る、オウム的なものが形を変えて続いている原因
昨日は、最近知り合いになった、
無印本命プロジェクト代表の臼井正己さんが主催する、
トークライブイベントに参加してきました。
人気居酒屋「奥志摩グループ」代表の中村文也氏、
元ライブドア副社長の大塚哲也氏など、
面白そうな方々がゲストスピーカーとして来られるということで参加しましたが、
一番インパクトが強かったのが、
事前告知なしで飛び入りゲスト的に出演された、
元オウム真理教幹部で、現在はひかりの輪の代表を務める上祐史浩氏でした。
上祐氏がしたお話については
「つぶやきかさこ」のかさこさんが
すでにブログ記事で詳しくまとめられてますので、
ぜひ読んでみてください。
“負け組”から右傾化・カルト思想が生まれてくる~元オウム・上祐氏の話 : つぶやきかさこ
元オウム真理教の幹部の方なので、
最初は心理的抵抗感はありましたが、
話しぶりは「ああいえば上祐」のころよりかなり穏やかで、
聞いているうちに抵抗感は薄れてきました。
上祐氏の話の中で特に印象に残ったのは、
もうすぐ「終わらないオウム」という本を出版するそうで、
そのタイトルのように、現在のネトウヨやヘイトスピーチなど
オウム真理教的なものが形を変えて続いているのではないか、
その根本的な問題は、
自尊心を満たせない人が増えていることではないかということです。
自尊心が満たせないから、
国家によりどころをもとめて右傾化したり、
自分より劣っていると思える対象をつくりあげて
攻撃したりするということですね。
ぼく自身も、同様に自尊心をなかなか満たせないことが問題であり、
自分史がその問題の解決のツールの一つになると思っています。
自分の過去をきちんと振返ってまとめてみることで、
自分はこれだけいろいろなことをやってきたんだと確認できて、
自分に自信が持てるようになったり、
過去の失敗や挫折についても、あらためてその意味を考えてみることで
その失敗や挫折があったからこそ今の自分があることがわかったり
失敗や挫折を乗り越えてきたことで自分が成長していることがわかったりします。
ぜひ自分史を活用して、自尊心や自己重要感、自己肯定感を
高めていく人が増やしていきたいと思っています。
(追記)5月30日20時45分 誤解を招く表現があったので修正しました。