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触媒のように世の中のいろいろな人やものをつないで変化を起こしていきたいと思っています

4月16日に自分史活用推進協議会の主催で回想法の勉強会を開催します

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ぼくが所属している自分史活用推進協議会では、
自分史の活用法を普及していくために、
自分史活用アドバイザーを養成する認定講座を開催しています。

そして、自分史活用アドバイザーになっていただいた方々向けに
いろいろなテーマで勉強会をやっています。

4月16日には、回想法の専門家の方を招いて勉強会を開催しますが、
今回は一般の方々も参加していただけます。
詳細を転載しておきますので、ご興味をのある方はぜひご参加ください。

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●自分史活用推進協議会 2013年4月勉強会
「回想法入門ー思い出を今と未来にー」

○日時:2013年4月16日(火) 18時開場 18時半開始 20時半終了予定

○場所:新宿区立新宿消費生活センター分館
東京都新宿区高田馬場一丁目32番10号
Tel: 03-3205-1008
http://www.city.shinjuku.lg.jp/seikatsu/shohi01_001029.html

○参加費:一般参加 2000円(税込)

○テーマ:回想法入門
回想法とはアメリカの精神科医ロバート・バトラーによって
1960年代に確立された高齢者を対象とする心理療法の技法です。

ロバート・バトラーは従来、「老いの繰言」「現実からの逃避」等と
否定的にとらえられていた高齢者の思い出話を、
自然におこってくる死への心の準備であり
高齢者にとって意味があることと唱えました。

回想法は思い出を共感的、受容的姿勢をもって意図的に聴くことにより、
人生の再評価やアイデンティティーの強化を促し、
心理的安定やQOL(生活の質)の向上に役立てる方法です。

日本では野村豊子氏(現東洋大学ライフデザイン学部教授、
国際ライフレヴュー協会理事)等によって紹介され、
現在は病院、高齢者施設、地域へと幅広い分野でおこなわれています。

○講師:鈴木幸江さん 回想法ライフレヴユー研究会役員 保健師
1991年~1994年 神奈川県立精神保健センター
(現、神奈川県立精神保健福祉センター)にて
認知症高齢者デイケアに非常勤保健師として勤務。
デイケアにて野村豊子氏の指導でグループ回想法を実施。
その後、野村氏のトレーナー養成講座を受講し、
野村氏の呼びかけで修了生を中心に
1996年に回想法ライフレヴュー研究会設立。
回想法の実施、研修、普及に努める。
主に高齢者デイサービス、グループホームにてグループ回想法、
個人回想法、地域の高齢者のグループ回想法を実施。

○参加お申し込みは以下のウェブページへ
2013-04-16 (火) 勉強会「回想法入門ー思い出を今と未来にー」
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