初めて会った相手がどんな人物か知るための2つの質問
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先日も取り上げた、「ほぼ日刊イトイ新聞」で連載されている
「ジャレド・ダイヤモンドさんのクリアな視点」の最終回で
ダイヤモンドさんが興味深い話をされていました。
引用します。
私は現在、カリフォルニア大学で
地理学の教授をしているのですが、
私がとても大切に思っている
地理学のとても重要な教えのひとつに、
こういう言葉があるんです。
「初めて会った相手がどんな人物かを知りたければ、
聞くべき質問は2つだけだ。
『いつ生まれたの?』
『どこで生まれたの?』
この2つを聞けば、ある程度のことがわかる」
これは、場所と時代がつくり出す環境が
人に大きな影響を与えるという意味で
その通りだなと思います。
「自分」ということでいうと、自分が生まれて育ってきた時代と
育ってきた場所を意識しながら、
自分のことを振返ってみることで、
自分自身への理解がより深まるといえそうです。
まさにこれが、自分史をまとめることの重要性です。
そして、例えば会社の仲間同士で
いつ、どこで生まれて、どう育ってきたかという自分史を共有することで
よりコミュニケーションが深まります。
時代と場所という視点を意識して使いこなすツールとして
ぜひ自分史を活用してもらえたらと思います。
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