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大学教授が語る「自分史の作成」で大事なこと

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朝日新聞のサイトで、立教大教授の木下康仁氏が書いた
「自分史の作成」という記事を見つけました。

自分史は単なる成功物語ではなく、
困難、試練、苦難といった経験の意味づけが重要であること、
自分史作成は自分自身を知るための技法だけど、
そのためには自分の人生に共感を持ってくれる
他人とのコミュニケーションが大事だと書いてありました。

このへんの内容は、すでに自分史活用推進協議会で開催している
講座やセミナーで取り入れています。

個人ワークで、自分が経験してきたこと、特に失敗や挫折などについて
当時の気持ちと、現在から振り返って思うこと、
そこから学べることを書いてもらったり、
グループワークで、それぞれがまとめた自分史を語ってもらい、
それについてほかの人からフィードバックをもらうようにしています。

ぼくらは、講座の内容をいろいろ試行錯誤しながらつくってきて
現場からの発想でつくってきたので
何か学問の裏付けがあったわけではありませんが、
この学者の方の記事を読んでみて、
ぼくらがやってきたことは間違ってないと思いました。

今後も、自分史を活用して自分らしく生きる人を増やしていけるように
いろいろと研究していこうと思います。

※2013年2月3日追記 タイトルを修正しました。

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