勉強も大事だけど、自分の好きなことを究めるぐらいとことんやってみることが、人生の大きな財産になる
オルタナブロガーの小俣光之さんが、
勉強のコツとメリットについて書いてらっしゃったのを読んで、
説得力のある内容に感心しました。
僕は子どもはいませんが、もし子どもがいたら
このようなことを伝えたいたいですね。
あと、ほかに伝えるとしたら、
勉強も大事だけど、勉強に限らず、自分の好きなことを究めるぐらい
とことんやってみろとアドバイスするだろうと思います。
僕自身は東京大学卒業で、
受験勉強して東大に入学し、卒業したことは、
もちろん人生である程度役に立っていると思いますが、
それよりも大きく人生に影響を与えたことは、
クイズにはまって、クイズ番組に出たり、クイズ研究会をつくったりしたことです。
クイズ番組で何度か優勝して、
海外旅行などの賞品や賞金をもらえたという実利もありましたが、
それよりも、クイズに本気で取り組んである程度の結果を残せた達成感や、
クイズを通じて、いろいろな人たちと知り合えたり、
視野が広がったりといったことのほうが大きなメリットでした。
出版社に入れたのもクイズをやっていたおかげですし、
現在も、クイズを事業に活かして「eQuiz」の運営をしています。
「アメリカ横断ウルトラクイズ」で優勝するという目標は達成できず、
いわゆる「クイズ王」になることもできませんでしたが、
一時期クイズに打ち込んだ経験は、自分にとって大きな財産になってます。
プログラミングでも、絵を描くことでも、楽器を演奏することでも、
小説を書くことでも、プラモデルをつくることでも、なんでもいいので
とにかく自分の好きなこと、興味があることをとことんやってみた経験が、
自分の人生を大きく展開するきっかけになることが多いと思います。
例えば、弊社のHistyの「ロールモデルを探せ!」のコーナーで
以前取材させていただいた、
数多くの本を編集、出版プロデュースしていて、
ベストセラー「盲導犬クイールの一生」の著者でもある、編集者の石黒謙吾さんは、
高校時代にキャンディーズにはまって追っかけをしていて、
全国のコンサートをついて周り、100ステージ見たとのこと。
その追っかけの経験のおかげで行動力がつき、
また、キャンディーズが載った雑誌を集めていたのがきっかけで
出版業界を目指すことになったそうです。
社会に出る前の学生さんには、
とにかく、自分の好きなことをとことんやってみることをおすすめします。