市民映像で見る東日本大震災の記録
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昨日に引き続いて、一般社団法人自分史活用推進協議会の主催で9日に開催された『「記録」と「記憶」について考える』というイベントのことを書きます。
後半の第2部はNPO法人市民がつくるTVF代表理事の小林はくどうさんが『「市民映像で見る東日本大震災の記録」―映像による市民ジャーナリズム』というテーマで、一般の市民の方々が撮影した東日本大震災関連の映像を見せながら、映像による記録と伝達についての話をされました。
釜石出身の方が大震災から半年後に故郷に戻ったときの様子を記録したもの、千葉県習志野市に住む夫婦が大震災のときの揺れている様子や直後の液状化現象を撮影したもの、津波で廃墟になった場所から集めた写真やアルバムをきれいにして持ち主に返すという「思い出サルベージアルバム」のプロジェクトの活動を追ったもの、原発事故後の福島で放射能から子供たちを守るために奮闘する人たちを追ったドキュメンタリー、札幌に住む14歳の中学生が震災後の心の葛藤を映像化したものなど、多様な視点から撮影された映像を見ていて、大震災への関わり方や思いは本当に人それぞれだなと思うとともに、改めて映像の力を感じました。一部の映像は下のリンクから見ることができます。
あと、このイベントとは直接は関係ないですが、本日見るのにふさわしいと思われる、映像の力を感じさせる動画があったので紹介しておきます。
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