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「ウメサオタダオ展」に行ってきました

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前から行きたいと思っていたイベント「ウメサオタダオ展」に、やっと時間を見つけて行ってきました。現在、東京・お台場の日本科学未来館で開催されています。

企画展「ウメサオタダオ展 -未来を探検する知の道具-」(梅棹忠夫)

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梅棹忠夫さんが使ってきた「知の道具」である、フィールドノートや、写真、スケッチ、こざね、カードなどの展示も興味深かったですが、館内のいろいろな場所に掲示されていた梅棹さんの言葉が示唆に富むものが多く、私が取り組んでいる自分史の活用法にも参考になりそうなものもあって面白かったです。特に気に入った言葉をあげておきます。

「歴史は、だれか他人がつくるものではなくて、わたしたち自身がつくるものだ。」

「自分自身の経験の記録を着実につくってゆこうというのは、資料の蓄積ということのもつ効果を信じているからにほからなない。」

「人生をあゆんでゆくうえで、すべての経験は進歩の材料である」

「未知のものと接したとき、つかんだときは、しびれるような喜びを感じる。わが生涯をつらぬいて、そういう未知への探求ということが、すべてや。こんなおもしろいことはない。」

2月20日まで開催されていて、あとわずかですが、知的な刺激を受けたい方は、ぜひ行ってみることをおすすめします。日本科学未来館自体も、宇宙、ロボット、医学、環境などいろいろなテーマのユニークな展示があって面白いです。

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