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歴史を学ぶ意味と自分史

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オルタナブロガーの佐川明美さんが「500年前のソーシャルネットワーキング」という記事で、宗教改革の中心人物であるマルティン・ルターの主張が、現在のバイラルマーケティングのように広がっていったことについて書いてらっしゃって、歴史から学べることはまだまだいろいろあると述べられていました。

私が自分史活用セミナーで講師をするとき、たいてい最初に歴史を学ぶ意味について話をします。現在は過去からの流れの延長上にあり、過去のできごとの積み重ねの上にあるので、歴史を学ぶことで、より現在の状況に対する理解を深め、未来へのヒントを得られることができるという話です。

自分のことについても同様に、自分の現在は、過去の延長上にあり、過去に経験、体験してきたことの積み重ねの上にあります。だから、自分の過去を振り返ってみることで、自分自身についてより深く理解し、将来へのヒントを得ることができるのです。

自分の過去を振り返ってよく考えてみることで、以下のようなことがわかります。

・自分の強み、興味
・自分の考え方、行動のクセ、パターン
・自分の原点、価値観
・自分の過去に経験したできごとの意味
・自分の過去が無意識のうちに与えている現在への影響

こういったことを理解しておくことで、より自分らしく生きるためのヒントを得ることができます。

ところで、2月4日(土)の午後1時から、横浜市技能文化会館で開催される「自分らしく生きるための自分史活用セミナー」で講師を務めることになりました。このテーマで一般の方々向けにセミナーをやるのは久しぶりです。詳細は横浜市技能文化会館のウェブページをご覧ください。

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