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触媒のように世の中のいろいろな人やものをつないで変化を起こしていきたいと思っています

著名人による若者たちへのメッセージを読んで

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1月9日が成人の日だったこともあり、著名人による若者たちへのメッセージや若者論の記事がネットでもいくつか話題になっていました。

そういう時代にみなさんはどう生きればいいのでしょう。私に言えるのは一つだけです。どんな学問や仕事を選ぶにしても「努力することそれ自体が楽しい」ことを基準にして下さい。日々の努力そのものが幸福な気分をもたらすなら、グローバルスタンダード的にどう「格付け」されるかなんて、どうだっていいじゃないですか。
困難な時代を生きる君たちへ (内田樹の研究室)より

孤独とは、「一人で自分と向き合うこと」です。例えば、あなたがすてきなアドバイスを受けたり、役に立つ本を読んだりしても、一人でかみしめる時間がなければ、それはあなたのものにはなりません。
「本物の孤独と出会おう」鴻上尚史さん筆より

そして高校時代に戦慄させられた同級生や後輩、いまやぼくの遥か先を行っているはずの連中に20年ぶりに会ってみると……その多くは当時と同じレベルで止まっていた。ぼくがずっと追いつこうとしていた背中の多くは、実はそこにはなかった。
優秀な君たちに考えてほしいこと 評論家・山形浩生さんより

一つだけ言うならば、今回の朝日新聞の社説や、歌を歌って失笑を買った阿蘇市長を見て分かるとおり、別に大人たちが素晴らしい能力や考えの持ち主であるわけではないということだ。皮肉なことに、彼らは身を持って、「大人も色々あるんだよ」と教えてくれたのかもしれない。自分の眼で見て、自分の頭で考えて、自分の言葉で話すことが大事なのだ。
「成人式はバカと暇人のもの」 若者に「尾崎豊」を強要するのはやめなさい/常見陽平より

それぞれ内容も論点も違いますが、共通しているのは、自分と向き合い、自分の頭で考えることの重要性だと思いました。才能も環境も価値観もそれぞれみんな違うからこそ、自分にあった生き方、やり方、仕事、幸せ、夢、目標などについて自分自身で真剣に考えることが大事だということです。それが、自分らしく生きることにつながるのだと思います。これは若者だけではなく、すでに社会人として長期間生きてきている私たち自身にもあてはまることですね。

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