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自分史をつくるときに、昔のことを思い出す方法(その1)キーワードから思い出す

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私は一般社団法人自分史活用推進協議会で、自分史の魅力と活用法を普及する活動をしていますが、自分史をつくりましょうという話をすると、昔のことがなかなか思い出せないという方がよくいらっしゃいます。

昔のことを思い出す方法の一つが、キーワードから思い出すことです。たとえば、小学校のことを思い出したいときには、まず学校から連想するキーワードをリストアップしてみます。先生、友達、黒板、教室、掃除、部活動、夏休み、塾、運動会、遠足……。いくらでも出てきますね。次に、それぞれのキーワードについて、具体的に思い出していくのです。

たとえば、私の場合、小学校1年生のときは担任が男の先生で、成績も普通でパッとしなかったけど、2年生になったら担任がきれいな女性の先生になったことで、はりきってどんどん手をあげて発言するようになり、成績も上がったことを思い出します。そうなると、あそこで担任が替わってなかったら今の自分はないかもしれないなと(笑)。

そんなことを思い出しているうちに、連想していろいろ思い出されてきて、そうなると楽しくなってきます。忘れていることを思い出して自分を探っていく作業はとても面白いものです。ぜひ試してみてください。

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