人はそれぞれ自分の人生の主人公であり、ドラマを持っている
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昨日、目黒区高齢者センターで自分史講座があり、講師のサポートスタッフとして参加してきました。春に全3回で予定していて、3回目が東日本大震災のため延期になり、半年ぶりの開催となりました。
受講者の方々の平均年齢はだいたい75歳ぐらいでしたが、青春体験年表をつくろうという主旨で、昭和30年代の経験について、思い出したことをポストイットに書いていただき、それをボードに貼り付けて整理し、講師が紹介していくというワークをやりました。
受講者の方々は、もちろん有名人ではありませんが、聞いていてみんなそれぞれユニークな体験をされているなと思いました。東京オリンピックで聖火ランナーをしていたり、新潟大火と新潟地震を経験していたり、安保闘争に参加していたり。私は昭和36年生まれなので、30年代のことは自分の経験としてはほとんど覚えていませんが、興味深くてもっと話を聞いてみたいなというトピックが多かったです。
改めて、人はそれぞれ自分の人生の主人公であり、ドラマを持っているのだなと思いました。そのドラマをみんながほかの人たちにうまく伝えることができるようになれば、世の中がもっと面白くなるなと。自分史の魅力と活用法を普及することは、そのお手伝いになるので、自分史活用推進協議会で自分たちがやろうとしていることは間違ってないなと確信しました。
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