働くのは、自分が幸せになるため
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遅ればせながら、お題の「人はなぜ、働くのか」について書いてみます。このお題でまっさきに頭に思い浮かんだのが、以前もこのブログで紹介したことがありますが、知的障害者雇用で有名な日本理化学工業の大山泰弘会長が「働く幸せ」という著書の中で書いてらっしゃったことです。
大山さんが初めて知的障害者を採用したころ、施設にいれば楽に過ごせるのに、どうしてつらい思いをしてまで工場で働こうとするのだろうと考えていたときに、法要で行った禅寺の住職の方から、人間の究極の幸せは、人に愛されること、人にほめられること、人の役に立つこと、人から必要とされることの四つだと言われ、障害者にとっても働くこと自体が幸せを求める行為なのだと気づいて、障害者の雇用に力を入れるようになったそうです。
この話を読んで、また大山さんから直接話をお聞きする機会もあって、働くのは自分が幸せになるためなのだと腑に落ちました。私にとって、働くことは、自分の好きなこと、得意なことを活かして自分らしさを発揮する自己表現の場だとも思っています。だから一生現役で働いていたいですね。
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