ブログを書くときに心がけている8つのこと
前回「ブログを書くことの7つのメリット」という記事を書きましたが、メリットがあるとわかっていても、ブログを書き続けていくことは大変ですよね。私の場合、オルタナブログは今年の2月に始めて、半年以上毎日記事をアップし続けてこれましたが、それ以前は、数年前からいろいろなブログサービスを使い、毎日は更新できず、試行錯誤しながら書いていました。参考までに、現時点で私が自分なりにブログを書くに当たって心がけていることをあげてみます。
・自分にしか書けないことを、だれにもわかるように書く
私が文章術の本で良書だと思っている一冊に『文章表現 四〇〇字からのレッスン』があります。この本の著者の梅田卓夫さんが、「よい文章」を「自分にしか書けないことを、だれにもわかるように書く」ということを実現している文章だと定義していて、まったくその通りだと思っています。自分にしか書けないことというと、自分の体験、経験の話や、そこから得た知識や知恵、または自分なりの考え方や視点、切り口になるので、そういったものをできるだけ入れるようにしています。あとは、できるだけ読みやすくわかりやすい文章になるように心がけています。
・自分の書きたいことを書く
オルタナブロガーの採用面接で、担当のばんちょ~から「好きなことを書いてください」と言われたので、ITmediaだからといってITとかにこだわらず、そのときどきで自分が興味を持ったこと、関心があること、アンテナにひっかかったこと、ピンときたこと、自分が伝えたいことなど、自分の書きたいと思ったことを書くようにしています。
・読者にとって役立ちそうなことを何か一つは入れる
自分の書きたいことを書くからといって、ひとりよがりになってはしょうがないので、読者にとってなんらかの形で役に立ったり、面白かったりする情報や知識、視点、切り口などを入れるようにしています。
・一つの記事に一つのテーマにして、テーマをできるだけ絞る
だらだらとまとまりのない記事にならないように、できるだけテーマを絞って書くようにしています。例えば、前回と今回のように、同じブログについて書くのでも、メリットに絞ってかいたり、書くときの心がけに絞って書いたりするということです。そのほうが焦点を絞ることができて書きやすいし、記事の数も増やすことができます。
・書いた記事を一度は読み返して推敲する
私の場合、最初書いた原稿はどうしても誤字脱字や不自然な文章が入ってしまうので、一通り書いたあとで、もう一度見返して修正するようにしています。文章力を高めるには、やはり推敲は大事だと思います。
・反応を期待しない
ブログの場合は、コメントなどの反応を得にくいので、最初から期待しないほうがいいかと思います。反応を得たいなら、FacebookやGoogle+などのリアルタイム系ソーシャルメディアをメインに使ったほうがいいです。反応が少ないからこそ、たまに反応があったり、会った人に「ブログを読んでます」と言われるとうれしいものです。
・いい記事を書こうと気負いすぎない
いい文章を書こうと気負うと書けなくなってしまうので、自意識過剰にならず、自分のありのままを見てもらえればという気持ちで書くのがいいと思います。とりあえず書いてみたけど、記事の出来が自分としてはいまひとつで、こんなのを読まれたらどう思われるかわからないと思っても、どうせ他人のことなど気にしている人や、人の記事の出来不出来を覚えている人はほとんどいないので、気にせずアップしてしまいましょう。アップすれば、もしかしたら興味を持ってくれる人が出てくるかもしれません。
・できれば定期的に書くようにする
私は今のところ毎日更新していますが、これは自分の場合、不定期にしたり、間をおいた定期更新にすると、更新が途絶えてしまいそうだからです。ブログを続けていこうと思うなら、特に最初のうちは定期的に更新していくことを心がけたほうがいいように思います。ある程度慣れてきて軌道に乗ったら、不定期にして、例えば内容が濃い記事を書けるときだけ書くようにするというのもいいかもしれません。
以上、今ひとつうまくまとまりませんが、とりあえずアップしてしまいます(笑)。異論もあると思いますが、多少でも参考にしてもらえればうれしいです。