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『スタンフォード白熱教室』最終回で印象に残ったこと

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前にも何度かこのブログで書いた『スタンフォード白熱教室』ですが、19日の日曜日の放送が最終回でした。「コーヒーの新しい飲み方を考える」というテーマで、学生たちがチームに別れて、コーヒーの新しい飲み方についてプレゼンしたのですが、印象的だったのは、学生たちのプレゼンのあとに、とにかく先生たちがプレゼン内容をほめ称えること。決して批判することなく、改善点についても「ここをこうしたら、もっとよくなるね」というような言い方をしていました。日本だとなかなかこうはいかないですね、批判したり揚げ足をとったりするばかりで、建設的な批評や意見を出せる人が少ないので。

もちろん、実際に起業したり新規事業を立ち上げたりするときは、客観的に問題点をとらえることも必要だけど、やはり物事をポジティブにとらえ、失敗をものともせず突き進めるような情熱が大事だと思います。人はほめられることでモチベーションがあがり、情熱がかき立てられるので、そういう意味で、もっとアメリカの“ほめる文化”を見習いたいですね。

放送の後半では講師のティナ・シーリグさんが「創造性は誰でも学ぶことができる」ということで、全体の講義を振り返って、創造性を高めるためのポイントをまとめていました。土曜日の深夜にNHKのEテレで再放送があるので、ぜひ見てみることをおすすめします。

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