大学生に伝えたいこと:学校の勉強より、実体験から得られることのほうがはるかに多い
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被災地でのボランティアについて、いろいろな情報、意見が出てきています。
「ありがとうと言われたいだけのボランティアは 必要としていない」
ボランティアが足りているというのは幻想です。今こそ立ち上がりましょう。
ボランティアの数が圧倒的に足りていないことは確かなようです。
文科省は、被災地でのボランティアの受け入れ態勢が整いつつあることを受けて、各大学に、授業の一環でボランティアに参加する場合に単位を認めたり、休学する場合にはその間に授業料を免除したりすることを全大学に要請したそうです。
これに対して、たとえ単位を落としても被災者の力になりたいという強い気持ちが必要だとか、この措置が学生の単位目当ての安易なボランティア参加を助長するのではという意見もあるようです。確かにそういう面もあるかもしれませんが、私は最初は安易な気持ちで参加するとしても、それはそれでいいと思っています。実際に被災地の過酷な状況を目にすることで感じたり考えたりし、ボランティア活動を体験することから学べることのほうが、学校の勉強で学べることよりもはるかに多く、人生を生きていく上で役に立つからです。
学校で習うような勉強はいつでもできます。むしろ勉強は生涯にわたって継続していくべきものです。卒業が1年や2年遅れたっていくらでも挽回できます。むしろ、今しかできない体験をすることで、よりよい人生がおくれる可能性が高まります。会社や仕事にしばられてない学生だからこそできることはいっぱいあるはずです。学生生活をどう過ごしていくか、ぜひ改めて考えてみてほしいと思います。
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