井上ひさしさんも納得しそうな原発の解説
作家の故・井上ひさしさんの有名な言葉に「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、ゆかいなことをいっそうゆかいに」というものがあります。まさにこの言葉にぴったりな、原発を解説したツイートのまとめ記事がありました。
メディアアーティストの八谷和彦さんが、現在の福島原発の状況をうんちとおならに例えて解説したもので、とてもわかりやすいです。この記事をもとにしたアニメ動画もすでにつくられています。
専門家から見たらおかしい部分もあるのかもしれませんし、これだけでわかったつもりになるのはまずいかもしれませんが、理解するためのとっかかりとしてはいいのではないかと思います。
放射能については、下の記事がわかりやすいです。放射能という言葉が「目に見えない強い光(放射線)」と「放射能力のある物質」の2つの意味で使われていることが説明されています。
山中俊治の「デザインの骨格」 ≫ 放射能のビジュアルイメージ
専門家やマスコミの方々には、このように、難しいことでも理解しやすく伝える努力をもっとしてもらえたらと思います。
もちろん私自身も専門家ではないので、これらの内容がどこまで正しいのかはわかりません。専門家の方々でも言っていることが違っていたりするので、何が正しいのかを判断するのはとても難しいですが、こういうときには、一つの見方だけにとらわれずに、できるだけ幅広くいろいろな見方を知った上で、自分なりにどれが一番正しそうかを判断して、自分でどうするかを決めるしかないのだろうと思います。下にいくつか判断の材料になりそうな記事のリンクをあげておきます。私自身は今のところ首都圏から離れるつもりはまったくありません。
MIT研究者Dr. Josef Oehmenによる福島第一原発事故解説
福島第一原発で何が起きているのか――米スリーマイル島原発事故より状況は悪い