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「旧:イギリス大学院 留学日記」で一躍有名になったブッタ像といろいろ語っていきます。

「読み/書き」 VS 「聞く/話す」

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日本語でも外国語でも、語学を勉強する際にはこれら4つの要素をそれぞれ伸ばす必要があると思います。

「読み(Reading)」「書き(Writing)」
「聞く(Listening)」「話す(Speaking)」

私はとにかく「聞く」のがとにかく苦手です。もちろん今でも。前職ではアメリカ本社との電話会議があっても何を言ってるのかサッパリ分からなくてかなり苦労しました・・・。本当にちんぷんかんぷんなんです(笑)

さ て、この4つの要素はそれぞれ2つの性質を持っています。「読み/書き」は時間を使って調べながら進めることができますが、反対に「聞く/話す」はリアル タイムで進めなければいけません。絶対後者の方が難しいに決まってる!と思ってました。が、これ国よって得意不得意が明確にあるんだということが分かりま した。私のクラスの例になりますが・・・


日本人、韓国人は「「読み/書き」は得意だが、「聞く/話す」が苦手。
中国・台湾人、タイ人は「聞く/話す」は得意だが、「読み/書き」が苦手。

こ れ、そもそもの母国語に影響されているようです。まず、日本語と韓国語は「主語+述語+目的語」などの文法が英語と全く逆。そのためダダダーッと早口で話 されると文法(構成)を瞬時に理解できなくて「えーっと、えーっと」と考えてしまう。逆に中国語、台湾語、タイ語は比較的文法が英語と似ているため、単語 が英語に入れ替わっただけで全体の構成は瞬時に判断できる。

そのため、私と韓国人の生徒2人は先生の質問に対して答えるまで(=質問を理解するまで)時間がかかってます・・・。逆に中国、台湾、タイの人達はスパッと答えられる。ホント羨ましい。

しかし、逆に中国、台湾、タイの人達は読み書きが苦手なようです。あるとき、ライティングの宿題を全員発表してそれぞれの文法の間違いをみんなで指摘する授業があったんですが、

「えっ?この文法の間違いって・・・中学生レベルじゃ??」

っ て思ってしまう程、基本的な構造が苦手なようです。本人達も読み、書きが苦手と言ってました。逆に受験国家「日本」「韓国」は文法強いですねぇ。アカ デミックな文章としてはもう少し努力が必要ですが、比較的読みやすい文章を書きます。とはいえ、まだまだ全然上手くないですが・・・。

日 本の英語教育は基本的にリスニングやスピーキングがないので(今はセンター試験でリスニングがありますが)実践には活かされないと思ってましたが、大学や 大学院に留学するのであれば受験英語もバカにできないですね。初めてそう思いました。そしていつものことですが、もっとちゃんと勉強しておけばよかっ た・・・ホント文法は大事です。
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