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顧客サービスとITのおいしい関係を考える

何をいまさら、第2世代iPod touch 8GB

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前回は、今後の「電話機」をどうするか考えた。続いて、データ通信環境をどうするかを検討してみたい。

自宅と都内のオフィスであれば有線・無線のネットワークを利用できる。改善すべきは、移動中およびお客様先でのネットワーク環境だ。困るのは、電車で移動中に急いで返信が必要なメールを受け取った場合だ。

メールを携帯に転送しているので、受信はすぐにできるのだが、携帯から自社のメールアドレスで返信することができない。これまでは電話で対応していたが、そろそろ限界を感じている。

また、メールを携帯に転送すると、容量オーバーなどのエラーが起きた時に、お客様に携帯アドレスでエラーメールが返信されてしまうのも、あまり好ましい状況とは言えないだろう。

私の用途では、エクセルやワードのファイルを編集して添付することが多く、iPhoneを導入してもこの問題は解決しない。

根本的な解決は、メールは「データ端末」で受信して、「データ端末」またはパソコンから返信するようにすべきではないだろうか。

というわけで、移動中およびお客様先でインターネットにパソコンを接続できるようにする必要がある。

iPhoneとパソコンに別々に回線を契約するのは、さすがに無駄な感じがする。少し先のことを考えると、iPadやAndroid Padが増えることも予想される。端末が増える度に回線を契約するわけにはいかない。

このような状況の解決方法は、無線LANルータを契約することだ。この分野では<かなり気になるアイテム【Pocket WiFi(D25HW)】>でご紹介したイーモバイルのPocket WiFiが定番だ。

私は一時期イーモバイルを使っていたことがある。周囲にPocket WiFiの利用者も多い。ここは素直にPocket WiFiを選択するのが無難な線だが、結局<【1円】WiMAXルータがやってきた>を選んだ。素直に大勢に乗れないところは、自分の悪い性格かもしれない。

これでお出かけネットワークは決まった。こうなると、「データ端末」はiPhoneではなくiPod touchをWiMAXルータで使うのが順当な組み合わせだろう。

ちょうどiPod touch 第4世代の新機種が発表になったばかりだ。量販店に見に行ったところ、入手できるまで2~3週間かかるようだ。待ちきれないので、Apple Storeで整備済製品のiPod touch, 8GB (2nd generation) を注文した。数日中に配達される見込。

参考までに、9月3日現在、Apple Storeで整備済製品のiPod touch, 8GBは14,800円だった。iPod touchはお試しと割り切っているので、とにかく安い方がいい。iPod touchを気に入ったら、いずれ第4世代の64GBモデルに買い換える前提だ。

以上で、WiMAXルータ+iPod touch+ノートパソコンのネットワーク環境が揃った。「電話機」は現状維持でしばらくauで行くつもり。

この組み合わせの利点は3つある。(効果的なプレゼンのコツは3つにまとめることだ。)

  • iPod touchでAppleと自分の相性を確認できる。
  • iPadやAndroid Padを買い増ししても、追加のネットワーク費用はかからない。
  • Pocket WiFiの方がよかったという結論になったら、WiMAXはいつでも解約できる。

「電話機」「データ端末」「ネットワーク」を別々に分けることにより、最小の費用で将来のいろいろな可能性に対応できる環境を実現できたと思っている。

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