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顧客サービスとITのおいしい関係を考える

Web2.0【死語】的仕事スタイル強制ギブス

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パソコンと言えば一億総BASICプログラマーだった時代の生き残りである私は、基本的にローカルデータ&ローカル処理主義者だ。「どこで何やっているだかわからないクラウドはどうも信用ならん」のだ。

とは言え、原理主義に凝り固まっていては、この業界で生き残れない。時にはあっさり主義を変えることも必要だ。

このところ関係しているプロジェクトでは、以下のようなツールを使っている。個人的な好き嫌いに関係なく、Web2.0的仕事のスタイルに変わりつつある。

Skype

インターネット電話ではなく文字によるチャットとして使っている。Skypeのチャットは誰がログインしているかのプレゼンスがわかること、ネットの向こうでタイプしている間に鉛筆のアニメーションが動いて何かやっているのがわかることが、とても便利だ。議論が盛り上がると、複数のメンバーが一斉に書き込んでいる様子が、鉛筆アイコンの「カキカキ」で見える。

私が一押しのWeb CMSであるNetCommonsにも掲示板やチャットの機能があるのだが、このあたりのライブ感はSkypeの方がよくできている。

チャットなので、その場にいなくても過去の記録を遡ることができる。Skypeに参加する時間帯が異なるメンバーが、自分の都合のいい時間に参加して共同作業を進めていくのは、ちょっと感動する。

Dropbox

プロジェクトを進めていくと仕様書などのファイルを共有する必要が出てくる。このような時に便利なのが、Dropboxだ。

Dropboxは2GBまでは無料で、Windows、Linux、Mac、iPhoneに対応している。あらかじめクライアントソフトウェアをインストールしておく必要があるが、使い始めるとWindowsエクスプローラーと同じ使い勝手でファイルのコピーや編集ができる。Dropboxのフォルダは複数のメンバー間で常に同期されていて、誰かがファイルを作ったり更新したりすると、何もしなくても自分のフォルダに入ってくるところが便利だ。

オンラインストレージ分野では、ジャストシステムのインターネットディスクが老舗だ。Dropboxに対抗してか、こちらでも4月から容量無制限の「IDisk Backup for Windows」が始まるらしい。4月になったら試してみたいと思う。

Google グループ

Skypeがリアルタイムの打ち合わせツールであるのに対して、Google グループはより確定した静的な情報を共有するために使っている。連絡事項や議事録のメーリングリスト的な使い方だ。他にも、GmailやGoogle Appsを使っている。

これを見てわかる通り、少なくとも私の周りでは、もはやローカル主義者ではいられない状況になっている。どんどんWebサービスが入り込んできて、私は強制的にWeb2.0人間に改造されつつある。

先日のエントリ「Google Appsの深慮遠謀」で書いたが、Google AppsのAPIは要チェックだ。Webアプリケーションプラットフォームとして使えそうだ。

これから一般に普及してくる可能性があるのは、Evernote(エバノート)あたりか。ここまで書いて気がつくと、マイクロソフトのサービスが1つも入っていない。使わずにはいられないWebサービスを提供できるように、マイクロソフトにも頑張っていただきたいところだ。

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