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顧客サービスとITのおいしい関係を考える

グーグルにいくら払いますか

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【「タダが当たり前」の時代は終わる? カフェスタが「お金払って」と呼び掛けた理由】から始まって、佐々木さん岩永さんが関連エントリを書いています。

カフェスタの場合は、サイトを買収してみたらユーザ層が狙っていたのと違った等の経緯がありますので、会員からの売上が増えて継続されるか、サービス終了になるか、意志決定は早いと思われます。

すべてのWebサービスはコストがかかります。誰からどうやって回収するかはいろいろな形がありますが、なんらかの収入がなければ、続けていくことはできません。無料サービス大手のグーグルでさえ、新規プロジェクトの削減や社員向けカフェテリアの営業時間の短縮など、節約モードになっています。

もしグーグルがサービスを有料化したら、自分はどうするか考えてみました。日本で利用可能なグーグルのサービス一覧はこちらです。

Google Chrome

弊社はお客様と同じ環境を使うのが基本です。ブラウザはIE7をメインに、Firefoxを時々使うくらいです。Google Chromeは裏でGoogleのサーバとこっそりやり取りしているという話もききます。セキュリティーに不安があるので、今後も使わないと思います。

Google Earth

最近は飽きて使わなくなりました。他社にないサービスですが、なくても困らないです。

Google マップ・ストリートビュー

地図は、Mapion BBを愛用しています。私は、ストリートビューにはいい印象を持っていません。

Gmail

公私を問わず、無料メールは使わないことに決めています。どうしても無料メールが必要になった時は、@niftyの無料メールのサービスの方が信用できそうな気がします。

カレンダー・グループ・ドキュメント

無料サーバにデータを置くのは好きではないため、使っていません。

Picasa

画像の編集はPhotoshopでやります。写真をネットで共有する必要がある時は、ジャストシステムのインターネットディスクを使っています。

ニュース・トランジット (乗換案内)

常に巡回しているニュースサイトはありません。乗り換え案内はグーグルではないサイトを利用しています。

YouTube

他の人のブログ等からリンクされた時は見ます。自分で動画を投稿することはありません。仮にYouTubeが使えなくなっても、必要があればzoomeにアップすればいいと思っています。海外の動画を見ることができなくなると、少し不便かもしれません。

その他のサービスは使っていません。

結局、私の場合、グーグルをグーグルたらしめているウェブ検索以外は、使っていないか他社のサービスで代替可能ということで、有料になってまで使うことはなさそうです。

それでは、ウェブ検索が有料化されたらどうするか、これはかなり悩みます。

グーグルのウェブ検索は毎日何度も使っています。Amazonで本を探す時でさえ、Amazonのサイトの検索機能を使うより、グーグルで検索した方が早く簡単に見つけることができます。Yahoo他の検索エンジンより精度の高い検索結果になるようなイメージがあります。

もし、グーグルのサービスが有料化されたら、私はウェブ検索だけ申し込んで、税込み月額2,100円くらいなら払います。月額3,150円と言われると悩むと思いますが、それでも払うでしょう。

皆様は、グーグルのどのサービスにいくらの価値を感じているでしょうか。

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