人事コンサルは広告代理店と競う時代??
年明けからずいぶん経ってしまいましたが、改めて本年もよろしくお願いします。
今年の正月は上手く休みを取れたので、寝正月で体重が増えて、減らすのに苦労しています。年明けて、スーツはいたら、太ももがかなりきつくなっている始末。。。運動しなければ。
本年は、昨年に引き続き、パフォーマンスマネジメント制度導入支援のコンサルティングに携わっています。制度の導入そのものもさることながら、制度の詳細や、人材育成や人事評価において必要となる知識やスキルを、従業員にどう伝えていくのか、そのコミュニケーションプランの策定に毎日頭を悩ませています。従業員と効率的にコミュニケーションをする方法は枚挙に暇がありません。
・集合研修 ・eラーニング ・イントラネット ・メール
・電話 ・広報冊子 ・動画 ・Podcasting ・社内SNS/Blog etc.
これら様々な方法をミックスして、従業員とのコミュニケーションを行っていく訳です。そこではお客様に合わせて、我々がプライムを取りながら、様々なコンテンツ作成業者をアレンジしていくのです。
そんな仕事をしながら日々感じているのは、これって広告代理店に近いなということです。我々がやっているのは要するにインターナルマーケティングの実践だと思うのです。で、私は最近積極的にクリエイターやデザイナー、コンテンツクリエイターとのパートナーシップを強化している最中です。
そんなことを考えていたら、つい先日電通の人と話す機会がありました。
その人いわく、「電通や博報堂といった大手では、コンサルティング会社との競合を意識し始めている」ということでした。彼の話では、「以前からブランディングのコンサルティング会社などとは競合していた。しかし近年、戦略・人事・組織コンサルティングの会社との競合も出始めていて、かなり意識的に対抗策を考えている」ということでした。
広告会社にあって、我々にないものは、デザインやクリエイターとしてのセンスだと思っています。逆に我々にあって、広告会社にないものは、お客様の懐深く入り込んで、人事・経営課題の解決と密接に結びついたインターナルマーケティングを実践できるポジションにあることです。
ここまで読んでいただいた皆様の中にも、代理店やデザイナーやクリエイター、コンテンツ作成業者の方がいらっしゃいましたら、是非ご意見を聞かせてください。