3. ほとんど同じ意味の漢字の使い分け
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ニーズはそんなに高くないんですが、それでもこの季節(?)になるとよく出てくるのが、「正しい日本語を使う」ための研修です。たいていは、内定者向け研修、新入社員研修が中心なんですけれど、時々中堅者層向けの研修を依頼されることもあります。
私は「話しことば」の専門家で(「日本話しことば協会」認定講師です)、書き言葉はそれほど専門家ってわけでもないのですが(それでも「文章能力検定」2級です)、いちおうライター業もやってますからね。仕事がら「正しい書き言葉を用いる」ということに関しても色々勉強しています。
そんな中、結構難しいのが、「とてもよく似ていて発音も同じふたつの漢字の使い分け」です。
例えば
- 会う と 合う
- 上る と 昇る と 登る
- 上がる と 揚がる と 挙がる
- 足 と 脚
- 受ける と 請ける
なんてのは、わかっているようでわかっていない。
「仕事を受ける」ってのは、誤った用法なんですよ。
「たこを揚げる」と書いたら、タコの天ぷらでも凧あげでも使えるんです。
(これは私も知らんかった-)
そのような間違えやすい用法を、文化審議会国語分科会が昨年の2月にまとめてくださっていました。様々な文章を書く必要がある人、必見です。
じゃぁ、「UML図をかく」は、書く?描く?どっち?
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