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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

厚労省も「リスキリング」という言葉を明確に使い始めた、件。

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経産省が「リスキリング」の資料を世に出したのは、2021年だったと思います。リクルートワークス研究所の資料が「経産省 リスキリング」で検索するとTOPに必ず表示されたものです。(今はそうでもない?)


その資料の中では、「リスキリングは、単なる学び直しとは違う」と書いていました。

翌年2022年、今度は厚労省が「職場における学び・学び直し促進ガイドライン」を発表。

その中に「学び直し(リカレント、リスキリングなど)」と言う表記があり、あれ?経産省は、「リスキリングと、学び直しは違う」と言っているけど、厚労省は、「同じだ」と言っている?と、「はてな?」状態でした。


いずれにしても、変化の激しい時代に、AIもどんどん進化して仕事のありようもどんどん変わっていく中で、誰もが学び直して、変化に適応していかねばならないことは明白なので、リスキリングでも学び直しでもいいじゃん、と私はずっと思っていました。

そして、2024年。とうとう、厚労省が「リスキリング」という言葉を使い始めました。というか、前面に押し出し始めました。

キャリア形成・リスキリング支援センター
(キャリア形成リスキリング支援事業)

・・・おお、そういう風にキャリア形成+リスキリング支援を結び付けたのね、という感じ。


おそらくですね、
・リスキリング:企業、組織主導で進めるイメージ
・学び直し:労働者が自分主体で進めるイメージ
なんだろうと思うのですが、

学び直す、と言う意味では同じことなので、「リスキリング」という言葉を厚労省も使い出したのは、「わかった、わかった、それでいいよ」って感じもします。

(そもそも、日本人は、横文字に弱いので、「学び直し」と言われるより、「リスキリング」と言われるほうが、なんか、凄い!って感じ、しません?・・・でもないですか?)

リスキリングに対して、これは以前からあった制度ではありますが、厚労省がたくさんの費用負担をしてくれるので、学びたい!という方は、このサイトから情報をたどっていくことをお勧めします。

●厚労省「教育訓練給付制度」

かなりの講座や資格取得に対しての補助があります。

何を学ぶにもお金がかかるわけですが、経済状態は、おのおの異なる。
学びたい!けど、できるだけ費用は押さえたい!そんな時はこの給付制度を活用するのがおススメです。

また、先ほど書いた「キャリア形成リスキリング支援センター」では、令和6年(2024年)度も引き続き、個人向けキャリアコンサルティングサービス(無料)が提供されることになりました。

一人1回限りですが、今年もコンサル、受けてみてはいかがでしょうか?

そんな話をVoicyでもしました。関連情報は、以下にずらっと。

●まずは、今朝(4/10)のVoicy



キャリア形成リスキリング支援センター(無料でキャリアコンサルティングが受けられます。対面、オンライン、いずれもあり)

●キャリアコンサルティングを受けてみた話(体験談)

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