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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

「新入社員の皆さんへ」を書いていた自分が青かったなと反省している

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4月1日です。

エイプリルフールじゃなくて、入社式の日。

桜、まだ満開、あるいは、桜吹雪の中で新生活スタート、いいですね。


何年か前まで数年連続で「新入社員の皆さんへ」というタイトルでブログを書いたように思います。
(探せばすぐ見つかるのですが、検索しないまま続けます)

新入社員の皆さんに、社会人の先輩としてアドバイスしようじゃないか、と気負っていたのだと思います。

来年60歳になるのですが、それが、今、超絶に恥ずかしい。

まだまだ青かったなーとちょっと反省です。

学校教育は年々変化しているし、生活もどんどん変わる。習慣も価値観も考えていることもどんどん変化している中で、もちろん、普遍的なことはあるのだろうけど、年長者がいろいろ言うの、ウザい、と思っているかもしれないな、などと思ったり。

若い方には若い感性があり、自分たちで創意工夫して、これからの時代を作っていくのだろうと思うようになったのは、こちらも歳を重ねた成果?かもしれません。



頼まれてもいないのに、

「新入社員の皆さんへ」

と意気揚々とブログ書いた頃は、40代でした。ああ、若かったな。青かったな。

相談されたらなんでも応じるし、質問されれば答えられることはなんでも答える所存ですが、自分からメッセージを出すというのは、もうやめておこう、それも年長者の務めだ、と先日突然思いました。

もう数年、やってなかったとは思うのだけれど、ふと思ったのでそういう考えを書いてみました。



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ただ、一つ、受け入れる側の既存社員、旧人には、何度も同じことを言うようなのだけれど、

「子」

っていうの、辞めませんか?という提案はしたい。

大人として対等に扱うことが自律支援のはじめの一歩だと思うからです。

「今年の子たち、元気だよね」「若い子が入ってくると・・・」って聞いていて、耳が辛いのです。


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