オンライン会議ツールをもっとカジュアルに使い倒す
勤務先(トレノケート)では、2020年からテレワークに移行し、出社の義務はなくなりました。
企業によっては、「週1日は出社すること」とか「テレワークは、月15日まで」などの決まりがあるというケースも聞きますが、勤務先の場合、職務によってほぼ毎日出社になる、自宅だと仕事がしづらい環境だ(ネットとか)などで出社している同僚はいるものの、3か月以上出社してないわ、という同僚もまたいます。(自分である程度選べる、判断できるのです)
私は、最後にオフィスに行ったのが12月22日だった気がするので、かれこれ1カ月、オフィスに行っていません。
他社の状況を聴くと、各社各様で、「出社に戻しつつある」という話も耳にしますが、総じて、テレワークが浸透している印象があります。
「通勤がなくなって本当によかった」
「家のことも両立しやすくなった」
など、テレワーク、いいよね、という声もあちこちで聞きました。
オフィスが嫌という方もいらっしゃるのでしょうが、私はオフィスより「通勤」が嫌だったんだな、と気づきました。
先日、研修中に、「私は、どこでもドアがあれば、いまより頻繁に出社してもいいんですけど」と言っていたら、受講者の皆さんが、「あ、わかる‼オフィスじゃない、満員電車とそれにかかる時間だ」と共感されました。
さて、
オンライン会議ツール、何を使っていますか?
私は、Teams会議とZoom会議です。
社内コミュニケーションは、ほぼ、Teams会議。
かなりカジュアルに使っています。
ちょっとした相談とか確認であれば、
・チャットで「今、ちょっと会話できますか?10分程度」と時間の目安も添えて問いかける
・「YES」なら、「Teamsから直接本人にCALLする」(会議設定はしません)
これで用は済みます。会話したことをチャットに投稿してしまえば、後で見返すことも可能。議事録も場合によっては不要。チャットのメモだけで意思疎通も確認もできますから。
定例会議は、最初からスケジュールされていますが、Outlookのスケジュールを開いて、「参加ボタン」を押せばいい。
(会議室までの移動がない、というのも楽ちんです)
プロジェクトやタスクなどの情報交換は、Teams上で文字ベースで行います。何度かやり取りしている内に、「ん?かみ合っていないな」とか「誤解されたかな」と言う時は、「いったん、会話しましょうか」といって、やはり、オンライン会議に持ち込みます。
電話に近い感覚ですね。
カメラはオンだったり、オフだったり。
場面、相手、時間などによって異なりますが、会社としてのルールはありません。
先日、社外の方と、「対面の会議なら、大きくうなずいていれば賛意を伝えることもできますが、オンラインの場合は、いいね!などを押して反応します」と言ったら、
「うちは、反応ボタンを使うことはないので、反応ボタン、使ってみよう」とおっしゃっていました。
ネット上では、「上司のコメントに"いいね"するなんて失礼だ」という話を見かけたことがありますが(本当か作り話か知りませんけど)、ツールに備わっている機能なのだから、もっとカジュアルに使えばよいと思うのですよね。
会議中に、チャットに質問や感想を入れた人がいたら、そのチャットにいいね!する(Teamsはできます。Zoomはできない)。
誰かの発言が終わったら、拍手ボタンを押す、など。
相手が年長者でも上司でも、カジュアルにそういうものを使っていけばよいのではと思うのです。
企業風土があるので、そう簡単じゃないかもしれませんが、ツールもコミュニケーションの仕方も頻度も大きく変化している今、失敬だとか上下関係の配慮などをことさらに重要視せず、もっともっと気軽に使ってみればよいのではないかしら。
部下側に抵抗があるなら、上司から「いいねボタン、使ってもいいよ」と伝えればよいと思います。
私は、役員のプレゼンにも普通に反応ボタン、押してしまいます。
無反応よりはうんといいと思うからです。(特に、大勢が参加しているキックオフなど、カメラonでも全体把握できないですから、どんどんツール上のボタン、機能を使う)
互いに気持ちよくコミュニケーションするために、ついている機能はあれこれ試してみるとよいのです。
もう2022年4月には、リモートネイティブ世代が入社してきます。大学3年の時からオンライン、というベテランです。
若い方たちのほうが、様々な機能をさくさく使う可能性がありますよね(逆に静かにしているというケースもありますが)。
ついているボタン、ついているマークは、どんどん試してみることです。
ところで、Teams会議もZoomのように「外見補正」機能が追加され、ほうれい線が消えてくれると嬉しいな、と同僚同士でよく会話しています。ぜひぜひ搭載してほしい!^^;