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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

在宅勤務を経験して③ 生産性は上がり、運動量は不足する

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1か月以上ブログを書いていないことに今気づきました。
慌てて、6月の足跡を残してみます。

在宅勤務、現在も続いており、不要不急でなければ、出社しなければならない必然性がなければ、在宅で仕事してよい、という在宅勤務推奨が続いています。

今日は午後からZoomでセミナー配信があるので、出社しましたが、社員の3割くらいが出社している感じ。(緊急事態宣言時は、社員の2割弱しか出社していなかった気がします。)

さて、在宅勤務。2月に始まったころはおそるおそるで2週に1日程度の在宅でしたが、最近では在宅のほうが多くなりました。すっかり慣れて、通勤するのも大変です。(混んできましたしね)

だんだん在宅での仕事が増えてきて、わかったのは、在宅勤務のほうが生産性が高い!こと。

データをとったわけではないのですが、出社してオフィスで仕事をしているときの130%とか時に150%とかのアウトプット力。

特に、文書仕事は単位時間当たりのアウトプットがすごくなりました。

たとえば、提案書作成、たとえば報告書作成。
研修事業に携わっているので、テキスト作成、改訂、その他。

こういう仕事は、集中して一気に行えると短時間でも相当こなせることがわかりました。

では、出社して仕事しているとどうなるかというと、結構、細かく割り込みが入り、それは相談事だったり、ちょっとした雑談だったり、誰かの手助けだったり、情報交換だったり・・。

割り込まれて雑談することにも実際にはうんと意義はあるのですが、こと作業の集中力という点では問題だったんだなと気づきます。

ただ、これは、StayHomeしているのが大人である私だけで、周りに誰もいない一人の空間だから成り立つのであって、家族全員が在宅勤務、とか、休校の子供がいる、とか、そういう状況だとまった話は違うのでしょう。

実際、お子さん3人いる同僚が、「ああ、会社のほうがうんとはかどる」と楽しそうに言っているのを聴いたことがあります。

休校中の会話なのですが、
「3人子どもがいて、相手を変えてとっかえひっかえ喧嘩していて、それがうるさくて、仕事に集中できない」とのこと。

なるほど、なるほど。お子さんがいらっしゃるとそれはそれで大変。

ところで、電気代前年同月1.5倍、水道代前年同月比1.3倍、ガス代もそのくらい。

光熱費はぐーんと上がりましたね。

パソコン使っているから、だけではなく、家にいるので、洗濯の回数が増えたり、掃除もするようになったり、普段よりちゃんとしたものを食べるようになったり、の影響も大きい。

唯一の問題は、「運動不足」。

iPhoneの歩数計が130歩などを指したまま夜が終わることもよくあります。

仕事関係のものを遠くにおいて、わざわざ取りに行ってもたかが知れている。

会社だと、上司の席に、会議室に、と移動し、コピーすればコピー機へ、郵便物取りに自分のポストへ、あ、書庫から本を取ってこよう、そうそう、人事に話があったんだ、と1日中、ちょこちょこ動いているんですよね。


通勤と社内にいるときの歩きで、けっこう動いていた。

家にいると本当に動かない。

今後の課題は、いかに運動不足を解消するか、筋力を落とさずに仕事するか、です。



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