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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

いろいろ不安はありますが、「お坊さんYouTuber」の動画を見て、心落ち着けてみる。

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2年くらい前に私としてはかなり重症なインフルエンザにり患した(高熱が5-6日続き、背中などの痛みでのたうち回った)ことで、以来、警戒を怠らないようにしています。何を?って、たとえば、手洗い、うがいではなく、お茶を飲む、など。あと、やたらと顔に手を近づけないとか。

そういう自助努力とは別に、これだけ世間が騒がしいと、やはり神社仏閣にも祈りたくなるもの。

身内に高齢者や病床にあるものもいるので、神仏には手を合わせ、どうか皆が無事でありますように、と祈っています。100円くらいのお賽銭を添えて。

そうそう、昨日は神社にてお参りしていたら、何か、違和感があって・・・。

鈴のカラフルな紐(鈴緒と書いてありました。鈴の緒というのですね、知りませんでした。)が全部、束ねて天井に止めてあり、「感染予防のため、しばらく触れないようにしておきます」と貼り紙が。そうか、そういうことまで気を配らねばならぬのかと驚きました。

・・・

で、この神仏に祈るという話と、衛生に気を付けるという話、双方を整理して、心安らかになりますように、という動画を武田正文さんが配信しています。


武田正文の仏心チャンネル

コロナウィルスの不安と仏教 極端な不安に揺さぶられないために

武田さんとは数年前、「PMシンポジウム」というイベントでご一緒した、というか、名刺交換した、というか、仲良くなった(たぶん)というか、で、その後は、オンライン上でのやり取りをしている仲なのですが、臨床心理士もお持ちの島根県のお寺のお坊さんです。

YouTubeのプロフィールには、以下のように記載されています。

令和元年大晦日、お坊さんユーチューバーはじめました。 浄土真宗本願寺派高善寺、臨床心理士、公認心理師として、仏教と心理学から私たちの悩みについて考えていきます。

スタートの際、「せっかくなので、ユーチューバー(YouTuber)じゃなくて、ボーチューバ―(BouTuber)というのは?」などとアイディアを出してみましたが、却下されました(笑)。

「お坊さんユーチューバー」と称して、時々動画をアップされています

上記のコロナウィルスに関連する動画は、「加持祈祷ってどういうこと」などが語られています。

その他の動画も面白いですし、分かりやすいですよ。

祈るということと自助努力するということは、並列させていくことなんだなぁと改めて思いました。祈ったから終わり!ではなくて。

というわけで、衛生管理、しっかり続けて参りましょう。

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とはいえ、どんなに注意していてもり患することはあります。その時、自分を責めたり、他者を責めたり、何かに原因を求めたりするのはちょっと違うかも知れないなとも思います。

友人の医師が、風邪やインフルエンザについてかつてこう言っていました。

「どんなに気を付けていたってなる時はなる」

「だから、注意が足りない、とか、あの時あれをしていればと言っても仕方ない」

と。これもまた、心慰められる言葉です。


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