在宅勤務を経験して➀
コロナの影響で、勤務先でも暫定的に3月末までは、業務上可能な人は「在宅勤務」推奨となりました。
私は、講師業なので、研修を担当する際は、もちろん、出社もしくは、どこか会場に出向くわけですが、それ以外の日は、何をしているかというと、だいたいこんな感じです。
●研修の提案書の作成
●研修資料の開発や修正
●営業など他部門との打ち合わせ
●顧客との打ち合わせ(ヒアリングや提案)
●研修の報告書作成
●その他、会社員なら誰でもしているもろもろの事務処理
出社しなくてもできることも多いのですね。
で、先週、午後から研修があった日、移動時間ももったいないので、午前2時間だけ在宅勤務をしてみました。2時間限定でも割込みも入らないし、意外に集中して何か1つくらい仕上げることができます。
これは意外にいい!を思い、とうとう「1日丸ごと在宅勤務」にトライしてみました。
「よいこと」と「ちょっとこまったこと」の両方があります。
【よいこと】
●通勤時間が0!これ、大きい
●割り込みが入らないため、集中できる
●ミーティングは、Skype,Teams,Zoomを使って行い、どれもこれも別に何か困るということはほとんどない
●ToDoListを自分のペースでどんどん消し込んでいけて、達成感もある
【ちょっと困ったこと】
●ものすごく集中してしまうので、気づくと水分も摂っていない、ランチもしていない、そういえば、トイレもずっと行っていないという事態になった
●ずーっと座りっぱなしのため、1日の歩数がたぶん、50歩くらいだったのではないか?運動不足になる
●意外に「やめ時」が分からない。「あとちょっと」とついつい長時間仕事してしまう。
...
会社にいると、チャイムが鳴って、あ、昼休みだ!、あ、もう5時半だ!と気づき、一区切りつけられるのですが、家で1人で仕事していると、その区切りがない。
タイマーでもセットして、たまにお茶タイムなど入れたほうがいいのかななどと検討中です。
考えてみたら、満員電車はともかく、通勤するということで一定の歩数を歩くし、階段上ったり、オフィス内でも人と話すのにちょこちょこ動いて、筋肉を使っているんですよね。
在宅で仕事すると、本当に動かないので、運動をどう取り入れるかが課題です。
たとえば、昼休みに1時間ウォーキングしてくるとか。
・・・
まだ1日だけですが、意外に自分は仕事するもんだなとも思いました。
せっかくの機会なので、オンライン会議をはじめとして、様々なツールの使い方をこの機会にマスターしたいと思います。
「働き方改革」は、単なる残業制限みたいなことから始まりましたが、今回の出来事(は決してよい出来事ではないけれど)によって、否応なしに、皆が「働き方」とか「仕事ってなんだ?」を考えなければならなくなり、それによって、時代が大きく変わっていくのかなと思ったりしています。
集合研修を代替手段に切り換えるお客様もいらっしゃいます。オンラインやその他の方法で同様の研修を実施する方法をお客様と一緒に模索、検討しています。
お客様=企業の人材開発担当者も、この機会に、「集合研修」以外の方法を検証し、自分たちの武器を増やせると前向きにとらえていらっしゃるようです。
ピンチはチャンス。(とあるクライアントがおっしゃいました)
感染予防に十分留意しつつ、今できることを粛々としていくことといたします。
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「在宅勤務でも運動不足にならない」ライフハック、ってありそうですね。
そういうアプリとか。
★テレワーク推進センター➡こちら