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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

50歳過ぎて悶々としているくらいなら何か始めたらよいと思う。

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50代も後半戦になり、ああ、そろそろ還暦だわーと思ったりしていますが、似た年代の周囲も急にざわざわしてきました。

「おれ、貯金(知識やスキル)を切り崩しているだけで、成長実感がないんだけど、焦る」
とか
「今、楽にできてしまうけど、楽でいいんだろうか」
とか。

部下や後輩に「成長しろ!」「勉強が大事だ!」と言っている自分が、ふと、我に返った時、「そういう自分はどうなんだ?」と思ってしまうということなのかもしれません。

「50歳になって、今さら"成長"なんて」という方もいらっしゃいますが、100歳まで生きるとしたら、50歳以降、50年も全く成長実感がなくて、楽しく生きていけるのだろうか、と思ったりします。

それはそれとして、愛されシニアという連載を日経Big Gate(日経新聞社が運営するWebサイト)で約2年行ってきました。

まもなく最終回を迎えるのですが、ここにきて、急に、記事のPVがぐーんと跳ね上がったらしく、多くの方にツイートされたりしているので、このブログでもちょっと宣伝してしまおうと思います。

タイトルが響いたのか、やなせたかしさんのお話に関心されたのか、伊能忠敬すげー、と思われたのか、響いた箇所はよくわかりませんが、ミドル以上の多くの方が、「そうだよね!」と共感してくださる声が多いように思います。


●愛されシニア 22回目

50歳過ぎて活躍するため「知力」以上に大切なこと

●愛されシニア 23回目

仕事のできる50代が「できないこと」にあえて挑戦すべき理由


「知力」ももちろん大事だけれど、年齢を重ねてくると、気力、やる気、パッション、魂の叫びみたいなものと、それを許してくれる体力、あるいは、健康というのがありますね、と最近思います。

そして、それでも「ああ、成長実感がないわー」と思うとしたら、それなのに、そこにとどまっているとしたら、コンフォートゾーンにい過ぎるのかもしれません。

いまどき珍しく転職をしたことがないまま、社名だけ3社目という私ですが、あまり仕事に飽きたーという感じがしないまま34年を過ごしたのは、毎年、なんだか少しずつハードルが上がり、新しい挑戦をしている(そして、それを許してくれる、というか、応援してくれる、というか、しないと許さないぞ的空気を醸し出している)組織にいるから、かも、と気づきました。

悶々としている暇がない!

50歳過ぎたら、1日のんびりとお茶飲みながら、新聞広げて読むようなおばさんになるのかと20代の私は想像していましたけれど、全然そんなことはない50代を過ごしています。(これはありがたいことだとも思います)

さてさて、シニアの皆さま、
まだまだ私たちの時代ですよー。

なんせ、たしか、2020年は、『日本の年表』では、「全日本女性のうち、50歳以上が半数を超える」とされていた年でもあります。シニアは、メジャーなのです。

メジャーデビューです。張り切って前進しなくてどうする?ってもんです。

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以下の2冊、とても良かったので、ぜひぜひ読んでいただきたい!です。

「私はまだまだ若い!頑張ろう!」と思えること請け合いです。

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