「働け!方」改革。
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「残業禁止なんで、朝1時間早く出ているんですよ」
...
って何言ってんだか意味わからない。
残業という言葉が悪いんだなぁー。
前職は、外資系だったこともあり、英語表現が飛び交っていましたが、残業に相当する言葉は、「Over Time」といっていました。つまりは、所定労働時間からOverしたら、朝だろうが夜だろうが、いわゆる「残業」ってことですね。
『残業せずに定時に帰るための工夫!』といったタイトルの本を読むと、
「朝の静かな時間に誰よりも早く出社して、電話などの邪魔も入らないうちに仕事を片づけると、通常の1.5倍の生産性になって、だから、朝の1.5時間によって夕方はサクッと定時に帰れます」なんて書いてあったりする。
「ほら、すごいでしょ、このタイムマネジメント!この生産性向上!」
・・・嘘だ。
だまされるな!と本に向かって叫んでしまいました。
定時(終業時間)に帰るだけであって、朝の定時は守っていない。まやかしだ!
・・・・
最近、「働き方改革」の御旗の元に、あちこちから聞こえてくる事例が、たいていの場合、「え?なにそれ?」とおもうもので、語り部たちの口調にも悲哀が感じられ・・・
「残業するな、したいなら、早く来い」みたいなこと、言われているとしたら、
それ、もう「働け!方改革」ですよね。
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