1年前の風邪をお客様が覚えていらっしゃって・・・という話からの「言葉のチカラ」です
先日、お客様先に研修で伺ったら、夏風邪で少し喉がえへんな感じだったのを見て、人事の方が
「淳子さん、昨年もこの研修の時、風邪ひいて・・・とか言ってましたよねー」
と突然おっしゃって、
自分も忘れていたのですが、同じ研修の同じ場面で、1年前もげほげほだったという・・・。
さらに、
「風邪かと思ったけど、長引くので病院に行ったら、アレルギーと診断されたからと、枕を買い換えたって!」
とまで覚えていらっしゃり、
「ああ、そうだった、そうだった。そうか、今の枕はちょうど1年前に買い替えたのだった」
と、お客様からのご指摘で思い出したのでありました。
「1年前のこの時期の同じ研修の場面で、風邪っぴきだった」事実を私はすっかり忘れており、「枕買い替えた!」話をしたことも、枕をそのきっかけで買い替えたことすらも全部忘れていたのを、お客様のコメントで、ぜーんぶ思い出したのでした。
人が自分のことを覚えていてくれるって嬉しいことだなぁと久々にその感動を味わったところです。
「あの時、ああいう話、してたよね」
「あれ、ってどうなったの?その後気になっているんだけど」
と、公私に関わらず、他者が自分の何かを覚えていてくれるうれしさとは、つまり、自分に関心を持ってくれた、ということに理由があるような気がします。
さて、そんなことをつらつらと書いたコラムです。
「言葉のチカラ」第33回。
毎度、言い訳のようにお伝えしておりますが、コラムのタイトルは、編集部で付けます。(ほとんど99%)
私は、「メアド」という表現は使ったことないです。細かいことですが。
そういえば、最近はやりの「コーデ」(コーディネート)も、使ったことないです。くすぐったい。
======================================
上記と何のつながりもないのですが、同僚の横山哲也さんが書いていた「PC」の話が非常に面白く、よいので、皆さまもお読みくださいませ。
PCが使えないのは退化ではなく進化である