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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

「戦場のメリークリスマス」

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訳あって21日~23日まで休暇を取り、在宅しておりました。久々に出社してみれば、「誕生日休暇を取っていたんでしょう?」と同僚に訊かれたのですが、たまたま誕生日翌日からの3連休だったのでした。

というわけで、久々のブログです。

先週1/15に亡くなった大島渚さんのお通夜が21日(月)、築地本願寺で営まれ、友人と共にお悔みに伺いました。大勢がいらっしゃっていて、お焼香させていただくところまで1時間もかかりました。俳優さんやタレントさんも次々いらっしゃっていました。並んでいた前半は、3人の僧侶の荘厳な読経がずっと聞こえていましたが、僧侶がその場を一度立ち去られ、しばらくし~んとしたら、どこからともなく「戦場のメリークリスマス」の音楽が流れ始めました。ずーっと繰り返し繰り返し。あらためて聴くと、とてもいい音楽なのです。

会場には大スクリーンが左右に並べられ、大島監督の作品が無声で次々投影されていました。その間も天井からはずっと「戦場のメリークリスマス」。映像と音楽が心にしみていきます。

「戦場のメリークリスマス」は音楽も映画もとてもヒットしましたし、学生時代、私も見ました。翌日あちこちで報道されていた囲み取材の中で語られているのを見ていたら、本当に多くの方に影響を与えた作品なのですね。83年に発表されている、ということは、大島監督が50歳ごろの作品。すごいことです。

お父上は旅立たれたけれど、こうやってお父上のおつくりになったものがいつまでも多くの人に愛され、家族もまた目にすることができるというのは、それはそれで素敵なことだと思います。

私も50になり、自分は何が残せるのだろう、とわが身を振り返りました。凡人は何も残さなくてもいいのかも知れないけれど、「生きた証」として何かが残せるのであれば、それに向けて地道な努力をしたいとも思いました。

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