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愛ある仕事:い草を使ったTatami-Pad(R )の新作・ブックカバーを入手!

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友人が開発に参加しているTatami-Pad(R)の新作ブックカバーを手に入れました。文庫用と新書用があります。

これまでに、iPad用、iPhone用と出ていて、これで3部作が揃ったそうです。パッケージにもいろいろ工夫をされたそうで、封を切った瞬間のい草の香りがたまりません。ううぅぅぅ、これ、癒される。

【パッケージの状態がこちら】

Tatami1

我が家は琉球畳の和室がありまして、引っ越してから4年経過しても、まだまだ畳の香りがしますし、畳の香りはいいなあ、と日常的に感じられる生活をしていますが、子どもの頃からすでに和室がない世代も増えてきているでしょうから、そうなると、「おお、い草、懐かしい、癒されるぅ」という感慨を持てない日本人も増えて来ちゃうのかしら。もったいない。

この文庫カバー、手触りもよく、(畳の目をどちら向きにするか、も工夫がしてあります。iPhoneカバーの場合は手から滑り落ちないように。ブックカバーの場合は、なでなでして気持ちよい感じに)、どんどん変化もしていく楽しみがあるとのこと。

い草も縫製も九州で行っているそうです。い草は生産から。全部国産なのですね。

詳しくは、「Tatami-Pad」のブログに記載されていますが、日本の文化を大事にしたい、雇用を生み出せたら、とか、色々な想いが詰まった製品だそうです。多くの人が「畳」「い草」の良さに触れ、良さが見直され、ふたたび、国産畳、国産い草(製品)が増えていったらいいなぁー、という想いが満ち溢れた製品。 先日、詳しいお話を根掘り葉掘りインタビューし、製造にかかわるすべての人が愛している製品ってのは、本当にステキだ、と聴いている私もわくわくしました。やはり、仕事には愛を、ですよ。うん。


【Tatami-Pad(R)ブログ 「ブックカバー」】
http://tatamipad.blogspot.jp/2012/07/blog-post.html

【同上 開発ストーリー
http://tatamipad.blogspot.jp/p/blog-page_21.html

文庫も新書もいつも持ち歩いているので、明日から使うのが楽しみです。バッグの中もい草の香りに包まれそう。

【ブックカバーを開いたところ。これは、文庫版。 ぼかし入れちゃったので、ロゴがかすんでいて申し訳ない^^;】

Tatami2


このブログのエントリーを書いているPCの隣に置いてあるブックカバーからは、本当に本当に「日本人でよかった」というい草の香りがじわじわーっと漂ってきます。 

この製品を手に取ると誰もがまずは匂いを嗅ぐんですって。わかりますね。

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