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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

「夏休みは?」には「夏休みは?」で!+ITpro連載UPされました!

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大阪に行ってました。大阪の蝉は賑やかー! そして、元気! 仕事先の方に伺ったところ、「夜、道を歩いていると、地面がもこもこ盛り上がるので、何か?と思ったら、セミが出てくるところなのぉ~」というほどだそうです。そんなシーン、一度も見たことないぞっと。

さて、8月になりました。 アイスブレークネタとしても、沈黙を破るための話題としても最適なのが、「夏休みはどうしますか?」なのであります。

たとえば、仕事相手から、こう聞かれたとします。

「田中さん、もう夏休みの予定は決まりましたか?」あるいは「田中さん、夏休み、どうなさるのですか?」

そういう時は、とにかく手短にさささっと答え、すぐに同じ質問を返すのです。

「私は9月下旬か10月に取るのですが、○○さんは、いかがですか?」

すると、たくさんの答えが返ってきます。間違いない。

それを聞いて、「へぇ、そんなイベントがあるんだあ」とか「なるほど、そういう場所を旅先に選ぶってのもあるなあ」などと心から傾聴、そして、関心したりします。(社交辞令ではなくて、本心から。だって、夏休みは、本当に人それぞれなので、聞いていて楽しいのですよ。)


「夏休みは?」と問われた時、自分の夏休みについて延々と話すのはあまりよくない気がします。

「夏休みは?」と問う時、人は、そのキーワードに関心があるはずです。であれば、自分の夏休みを語りたいに違いない。だから、すかさず、「○○さんの夏休みこそ、どうなんですか?」と返してみる。 

似たようなものに、

「お忙しいですか?」という質問があります。これも、私の忙しさを聞いてくださっているわけではなく、「忙しい」に関心がある可能性が高い。だから、「○○さんこそ、お忙しいのでは?」と問い返すと、たいてい、「そうなんですよ、今ねぇ、こーゆうことがあって、あーゆうことがあって」とたくさん話してくださる。

「質問」する時、その質問には、質問者自身が関心を持っているキーワードが含まれることが多い。だから、そこをすかさず返してみるのです。


会話の糸口が見つからない、初対面で、うまく話せない、なんて時でも使えるこの方法。

困った時こそ、「必殺!質問返し!」という技で乗り切るのがコツです。 (困ってなくても 笑)


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ところで、春から続けているITpro selfupサイトでの連載がUPされました!(約2ヵ月ぶりかな?)

ヒューマンスキル往復書簡 田中淳子←→芦屋広太 往復書簡
第6回:自信と勇気と努力をもたらす魔法の杖


これは、芦屋さんと交代で書いているコラムです。初めて挑戦してみた、リレー形式。相手の話を受けているようでいて、ちょっと違う話に展開していく、というようなスタイルです。何が返ってくるかわからないので、毎回、相手の原稿を見てから、次の展開を考える、というわくわくスリル満点な連載になりました。

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