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ウナギの完全養殖 完成?

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ウナギの完全養殖に成功!と、水産総合研究センターさんが発表されたようです。

社長をしていると、取材などで

「社長さんのやりたいことはなんですか?」

などと聞かれることがあるのですが、迷わず、

「ウナギの完全養殖」

と答えて、怪訝な顔をよくされていたのですが、先を越されてしまいました・・・。

まあ、私の場合は、家庭用水槽で実験する程度ですので、負けて当然ですが。

が、

希望が消えたわけではありません。リリースおよび発表された資料を見る限り、稚魚および生体に外科的にホルモンを与えることで雌雄分岐および成熟を促しているようです。これでは、一般の生産者にはハードルが高いですし、大量生産には向いていません。

もちろん、そのことは水産総合研究センターさんも指摘されていますので、今後、そのあたりの解決がポイントです。

ですので、今日から私のやりたいことは、

「外科的手法を使わないウナギの完全養殖」

となりました。

そもそも、ウナギは人工孵化が困難で、養殖ウナギといえども、稚魚は天然環境で確保し、それをただ水槽で大人にしているだけなことはよく知られていますし、だからこそ、完全養殖が話題になるのですが、養殖ウナギのもととなる稚魚はシラスウナギと呼ばれていまして、関東ですと、千葉や神奈川の大きな川の河口などで採取されます。

採取シーズン(だいたい12月~3月)になりますと、河口付近に「シラスウナギ買取所」が設置され、とったシラスウナギを買い取ってくれます。値段はシーズンによって違いますが、キロ(5000匹)10万円とかです。場合によっては50万円くらいになることもあるようです。

変なアフィリエイトとかより、ずっと高収入かもしれません。なお、シラスウナギの採取には各漁協が発行する「しらすうなぎ特別採捕許可」が必要になります。ないと密漁でつかまります

詳細は最寄りの県水産課、漁協にお問い合わせください・・・。

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