雑感ブログその2:「我々現代人は「ぼーっとする時間」」がなくなっている!!!」
この「雑感ブログ」はITコンサルティングの専門分野でなく私が個人的に経験して感じた雑感、私見を掲載したのものです。
今回のテーマは「ぼーっとする時間」です。
基本的に我々の世代は仕事を現役でしている人がほとんどですので、平日は一日中仕事のことを考えている時間が多いと思います。
でも、そんな忙しいビジネスマンも仕事が終わり、帰りの電車に揺られていたり、タクシーに乗って、窓の外をふと見ている時、そして家に帰ってリビングでくつろいでいる時など、昔は「ぼーっとする時間」が結構あったと思います。
ところが最近のスマホの普及で、この「ぼーっとする時間」が激減しています。
電車の中や歩いている時でさえスマホを眺め、はたまた家に帰ってテレビを見ながらながらスマホを見ているという人が今ほとんどなんじゃないでしょうか。
さらにひどい人だと、食事をしている時、トイレに入っている時、お風呂に入っている時でさえスマホを見続けていますよね。
つまりスマホの普及に伴って我々からこの「ぼーっとする時間」、つまり「外からの情報をある程度遮断して何も考えていない状態」がほとんどなくなってしまったのです。
脳科学的に言うと、この「ぼーっとする時間」に脳は「デフォルトモードネットワーク」が活発に働いて「情報の整理」をしているとのことです。
より専門的には「ぼーっとする時間」には記憶を思い出す「楔前部(けつぜんぶ)」と価値を判断する「前頭葉内側」が活発に動いていることが科学的にわかっているそうです。
この「ぼーっとする時間」の「情報整理」によって脳内では偏って使われていた脳をニュートラに戻し、記憶を定着させ、ストレス改善にもなるとのことです。
かく言う筆者もみなさんと同じで電車に乗っている時も、歩いている時もスマホを見続けていました。
むしろ逆に「ぼーっとする時間」を作らないように、常にスマホをみて何かをチェックしたり、雑誌、本を読んで情報を詰め込んでいる、典型的な現代人でした。
最近は昼休みにリフレッシュしようと散歩している時でさえ、スマホを使ってメールをチェックしたりと、ゆっくり「ぼーっ」として周りを眺めていないことに気がつきました。
つまり我々は、スマホ利用により脳を休ませることなく働かせすぎているようです。
脳が疲れると、それは体の疲労として表れたり、ストレスがたまってくる、また最悪、記憶障害となることもあるそうです。
これからは、1日の中で自分で気づいた時に意識的に何も考えずに「ぼーっ」としてみようと思っています。
この「ぼーっとする時間」は仕事や活動の合間に5分から10分くらいでも効果があるようですよ。
みなさんもスマホをしまって、5分でも10分でも「ぼーっとする時間」を確保してみてくださいね。
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