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「ITプロマッチ」はIT業界の新たなプラットフォームとなる!!〜ITプロマッチへの道(その16)

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「ITプロマッチへの道」の16回目となります。

第1回目から10回目までは日本国内のIT業界の問題点とその変化の可能性及び処方箋について語ってきました。
そしていよいよ、11回目からはIT業界を変える起爆剤となる!「ITプロマッチ」という新たなプラットフォームについて紹介しつつ、このプラットフォームを使いながらIT業界を変えていく方法について話しています。

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ITプロマッチサイトのURLアドレスはこちら
https://it.pro-match.jp

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今回は「ITプロマッチ」の「4つの理念とその目指すべきところ」を簡単にまとめてお話ししたいと思います。


1. スピーディーな人材マッチング

(1)スピーディーなサーチ
従来、人海戦術で行っていたため時間がかかっていたIT人材のサーチが、IT人材をデータベース化することによって、格段にスピードアップされます。ITプロマッチの機能面では、この効果が最も大きいと思われます。ここでの目指すべきポイントはIT人材のデータベース化と、そこから最適のIT人材を見つける検索技術の2つです。

まずIT人材のデータベース化ですが、まず母数を一定集めることです。例えば100人のデータベースよりも1000人のデータベース、さらには1万人のデータベースのように、母数が多くなるほど、マッチングする可能性が高くなります。

例えば、同じクラウドソーシングで、主にデザイナーやウェブプログラマーのマッチングサイトであるランサーズは50万人超、クラウドワークスが30万人超の会員がいます。国内のIT技術者も数字の上では50万人以上、中小のIT業者だけでも1万社がいるわけですから、1万人のIT技術者のデータベースも論理上は不可能ではありません。是非、賛同いただけるIT技術者は登録していただけたらと思います。

次に検索技術です。この1万人のIT技術者を検索する条件としては大きく2つの要素があると考えています。一つは「スキル、実績でのマッチング検索」であり、もう人は「稼働状況でのマッチング検索」です。

「スキル、実績でのマッチング検索」はそのマッチング項目数は多いですが、ある程度自動化できると考えています。プロジェクト側が必要なスキルセットを登録すると、検索プログラムが瞬時に、スキル条件に合う人材を出してくる事はそれほど難しくありません。この機能は特にSAPなどのパッケージのあるモジュールのスキル経験がある、などの場合に効果を発揮します。

次に「稼働状況でのマッチング」ですが、こちらは上記、スキル、実績でのマッチングをした結果に対して更なる絞り込みをかける検索条件です。例えばプロジェクト側が4月からスタートするためのIT人材を募集していた場合、まず優先的に検索するのが、「今稼働できます」というステータスのIT人材です。次に今が3月であれば、「4月から稼働できます」「5月から稼働できます」という登録者も選定の遡上にのぼるはずです。

以上のような「スキルX稼働状況」での組み合わせが基本的な検索条件になります。

この検索をサイト上で実行する際には、「自動検索」、と「手動検索」の2つの方法があります。

スキルがあるか、ないかといったマッチング検索であれば自動検索ででてきた結果が使いやすいですが、実績、経験、アピールポイントなどの定性的要素をより重視したい場合は、手動検索の方が良いでしょう。

(2)スピーディーなコンタクト

従来型の人海戦術であると、気に入った候補者がいた場合、仲介会社や仲介窓口を通して、お互いの意思を確認していき、これも大変時間がかかりますが、ITプロマッチでは、プロフェッショナルからの「応募ボタン」とプロジェクトからの「依頼ボタン」を押し、相手が「承認ボタン」を押した段階でマッチング交渉段階に入ります。

マッチング交渉段階では、メールに近い形のクローズドな「メッセージ機能」でサイト上での面談調整などを行う事ができます。

このように、お互いの意思確認(まずは面談するための)がサイト上で瞬時に行う事ができることが魅力となるはずです。


2. ピラミッド構造の打破

現在のIT業界のピラミッド構造を変えていくためには、ピラミッドの中身をオープンに見せていく事がその近道となります。今まで、プロジェクト側はピラミッドの一番上しか見えていませんでした。その下にどのようなIT企業があるのか、どのようなIT技術者がいるのかはわかりませんでした。

ITプロマッチではまずIT技術者をオープンにデータベース化してプロジェクト側に全て見せる事を目標にしています。
さらには、中小のIT企業もデータベース化してプロジェクトに見せることも次のステップで考えています。

このIT企業のデータベース化の目的は、一つはIT企業としてスキルや能力のある会社が、日本には数多くあるという想定のもと、プロジェクト側はこうした中小IT企業を探して、その構成員であるIT技術者とマッチングしてそのIT企業と、結果的に契約する、ということを実現させたいと考えたからです。

またプロジェクトによっては、一定のロットで発注できるIT企業やIT技術者のチームを求めている場合もあるため、単体のIT技術者と合わせて、複数人数での発注要望に耐えられるIT企業をオープンデータベース化します。

また中小のIT企業に対しては、今まで人づてでピラミッドの末端の仕事しか来なかったものを、ITプロマッチに登録、アピールすることで、より階層の少ない契約形態となり、単金や売上をアップしてもらうことが狙いです。

3. 適正な報酬

ITプロマッチではIT技術者の報酬をできるだけ「フェアで適正な形」にかえていくことを目指しています。

まず目指しているのは、ダイレクトに近い発注が増えることにより、今までの下請多重構造での中間会社のサヤ抜きが減る事によるIT技術者本来の単価アップです。

次に、アサインメント後のプロジェクト側からの「評価登録機能」や事務局からの「おすすめサイン」を有効活用することにより、過去評価が高いIT技術者を明確化して、単価アップに貢献しようと考えています。

さらに将来的には、優秀なIT技術者の単価を「適正な形」するために、経済産業省のITスキル標準のレベルに基づいた適正な標準単価の表示を実現したいと考えています。

4. フラットでオープンな社会

ITプロマッチの根本思想である、IT技術者に仕事の選択肢を広げてもらうために、「IT技術者データベース」と合わせて、「プロジェクト案件データベース」もオープン化します。もちろん、企業名等はニックネームとしていますが、今現在、どのようなITプロジェクト人材募集があるのかをIT技術者側からも選ぶ事ができるようにしたいと思っています。これが「誰でもエントリーできて」「公平に機会が与えられる」社会の実現です。

しかしながらそうしたアドバンテージと表裏一体で、IT技術者に対して「自己責任の原則」「社会が評価する」ルールも守る必要があります。すなわちサイト上で虚偽がないことと、プロジェクト側からきちんと評価されるということを自覚してプロフェッショナルとして仕事をしていただけたらと思います。

ITプロマッチというプラットフォームで実現される社会は、これからのネットを使った「フラットでオープンな社会」をいち早く実現するものです。

ネット社会の急速な進展にともなって、今、まさに働き方も変化しています。グローバルなネットワークの中でアルプスのコテージにいても、南海のビーチリゾートにいても、そしてマンハッタンの高層ビルにいてもネットにつながれば、仕事ができます。またシェアリングエコノミーという言葉で最近話題になっているように、空いた時間や空間でもネットを使えばそれを上手く振り分けて別の仕事をする事ができます。

2005年に出版され、世界中で読まれているトーマスフリードマンの「フラット化する世界」でも語られているように、インターネットの普及と接続の自由によって世界は変わってしまったのです。そしてこの「フラット化する世界」で成功するためには、グローバルプラットフォームを形成して、その上にそれに見合うバリューチェーン、人材チェーンを作り、それを使って「接続•共同」していくことなのです。

ITプロマッチはこの「グローバルプラットフォーム」の一つになることを目指しています。

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ITプロマッチサイトのURLアドレスはこちら
https://it.pro-match.jp

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