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マインドマップ 〜 ワクワクするようなノートのまとめ方など

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 先日ある本を読みましたその名も「ザ・マインドマップ」。マインドマップという言葉は結構、ファシリテーションの本などで出てくるので興味を持っていました。しかしマインドマップは単なるファシリテーションツールではなく、脳を活性化させるワクワクする整理法だったので、今回はそれを少しご紹介します。

 

 人間の脳には一兆個の脳細胞があるそうです。その脳は良く写真で見るようにタコのような構造の細胞核から小枝のような触手が放射状に伸びているものが無数に組み合わされているのです。

 マインドマップはこの脳細胞の構造を模倣したアイデアの整理法です。

 マインドマップの使い方は後で紹介するように色々ありますが、特にわかりやすいのがマインドマップを使ってノートを取る方法です。一般的なノートの取り方は上から下、そして横書きだと左から右に文字や言葉を書いていきます。

場合によっては最初の分類上の表を作ってそこに記述していきますが、やはり文字を順番に書いていくスタイルです。

 

 マインドマップはこの常識を覆します。脳の働きを活性化させるためにはこうしたスタイルではなく、脳処理本来のスタイルでノートを書くのが良いそうです。つまり中心にセントラルイメージを書いた後、そこから放射状に関連する事項を広げていく書き方です。

 インターネット上から参考となりそうな写真を添付します。

 

20140125mindmap

 この放射思考が人間の脳の本来の自然のプロセスだそうなのです。また同時にマインドマップは脳本来のプロセスであるため、言葉以外の絵やグラフィックという要素も非常に大事にします。また色も黒一色ではなくカラフルな色を使うべきとしています。

 マインドマップ作成の10のヒントを以下に挙げます。

 

カラーペン、カラーマーカーなどを沢山用意する

中心から外側に向けてブランチを広げる

キーワードは強調する

キーイメージを描写する

項目をつなげる

楽しむ

絵などをふんだんに描写する

馬鹿げたアイディアも書き留める

作業環境を整える

記憶に残るようにする

 

 マインドマップは視覚認知機能を向上させて芸術性を向上させるそうです。この仕事と芸術性という組み合わせがワクワクするために大事だという考え方は個人的には非常に共感します。

 仕事はつまらないものだ、仕事のメモは退屈だ、という発想をマインドマップを使って打ち破り、「楽しい!」、「ワクワクする!」、さらには「これは芸術的だ!」というレベルまで高められれば素晴らしいことだと思います。

 

本の中で、マインドマップの利用用途が書かれています。

 

マインドマップを使って思い出す

マインドマップを創造的思考に使う

マインドマップを意思決定に使う

マインドマップでノートを取る

自分の人生をマインドマップに書く

マインドマップでスケジュールを書く

マインドマップで学習する

マインドマップでプレゼンテーションをする

マインドマップで会議をする

 

これを見るとマインドマップを使って仕事をワクワクさせるだけでなく、人生のあらゆるシチュエーションにおいてマインドマップを活用してワクワクする時間を創りだすことが可能であるようです。

 

私も実はマインドマップ初心者なので、これからマインドマップを色々な場面でつかってみようと思います。

 

出典 「ザ・マインドマップ」トニー・ブザン、バリー・ブザン著、近田美季子訳、ダイヤモンド社

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