ベトナム出張で現地SIMを調達するのは空港がよさそう
WISEプロジェクトのコーチのひとりとして、6月19日からベトナムに来ています。6週間の出張は長いと思っていましたが、もう3分の1が終了しました。この感じだと、あっと言う間に出張が終わりそうな気がします。
昨年11月と今年1月のホーチミン出張ではSIM交換が難しいZenFone5ではなくNexus7に現地SIMを入れていましたが、タブレットだけがモバイル通信可能という状況は、やはり少し不便だと思いました。そこで、スマートフォンをSIM交換の容易なHuawei GR5に買い換え、先月の出張と今回の出張ではGR5に現地SIMを入れています。スマートフォンで常時データ通信可能なのは、やはり快適です。(買い換えについては「マイIT環境整備でタブレットとスマホをニコイチにした理由」という記事をエンジニアライフに書きましたので、よろしければご覧ください。)
私の場合、現地SIMはいつも空港で調達しています。ホーチミンのタンソンニャット国際空港でも、ハノイのノイバイ空港でも、店員のお姉さんが熟練の技でサクサクと入れ替えてくれます。言語設定を日本語のまま渡しても、ためらいもなく設定を進めてくれる様子は、見ていて感動的でさえあります。
ところで、日本から同行している他のコーチが市内のショッピングモールでSIMを交換したところ、意外にもひどく手間取ってしまいました。後から考えてみれば当然なのですが、そこでは現地の方がSIMを交換するというシーンしかないために、店員さんが慣れていなかったのです。
本当に現地SIMが使えるのか確認しよう、というところから作業が始まり、まずは店員さんが自分の携帯電話のSIMを入れて試してくれました。このとき、言語設定が日本語のままだったのと、店員さんのSIMが音声専用の2Gのカードだったことから、紆余曲折がありました。さらに、購入したのと違うベンダーのSIMを刺してしまっていたり、APN設定に手間取ったりして、結局1時間くらいかかったように思います。
最終的に通信できるようになったときには、2名の店員さんと私たち2名で拍手喝采して喜びました。
この経験からの教訓ですが、SIMフリーの携帯を持参して現地SIMを調達するのは、店員さんが熟練している空港がよいと思います。市内の小さなお店では英語が通じないことも多く、ショッピングモールでは、言葉が通じても、外国人が持参したSIMフリー端末には慣れていないからです。
ちなみに、私が今回購入したSIMは30日間有効/データ量無制限(3G通信は3GBが上限)のデータ通信専用で、価格は200,000VNDです。今回は少し円高になって1円=200VNDで両替したので、ちょうど1,000円ということになります。ベトナムは回線品質が安定していて、通信費用が安いので助かります。