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夢が持てる次世代を創るために企業の人材の採用、育成などを支援しているビジネスコーディネータの日々の奮闘をつづります

共創

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これからのビジネスは
”コラボ”、”連携”が成功のカギだと思う、今日この頃。

弊社でも農商工連携など、
得意分野を連携して新たな価値を作る人材を育てるという取組みに
携わっています。

そんな中、みんつく工房のワークショップに参加してきました。
ここでもテーマは「共創」。

スピーカーの3名が、ご自身の体験やこれからのビジョンを語り、
その話を受けて、ディスカッションしたいテーマを決めて
ワールドカフェで話し合いました。

共創の場をどのように作るか
-仕組み×仕掛け
-分かりやすさ×強制
-リアルの場×バーチャル空間
-先進国×途上国
-日本×海外
-言語×非言語

などなど、相反するキーワードを出しながら
様々な切り口で議論が交わされました。

これが正解!という答えは見つかりませんが、
参加者が各々、自分ならこうしよう。
そんな答えが心に宿った場だったと、感じます。

私も自分のビジネスを進めるうえで、
”共創のスタンス”で新しい価値を見出していこう。
そう思い、企画の整理をしています。

最後に、最近聞いた、共創(コラボ)している事例です。

[コンビニSweetsで有名な「モンテール」さん]
物流を専門の会社に任せ、自社は製造に集中することで、
当日受注当日出荷を実現し、成長を遂げています。
品質への高いチャレンジができるのも、得意なところにリソースを集中させる。
苦手なところはプロに任せる。そのようなコラボがうまくビジネスを成立させる
秘訣なのだ!と思いました。

[スキー発祥の地。スキー正宗を作っている「武蔵野酒造」さん]
ここでは、人と機械のコラボで、美味しいお酒を醸しています。
酒造りというと、人と技が決めてとなる世界です。
が。。。どこを機械に任せ、どこを人が担うか。。。を突き詰めて考えると
分業ができるそうです。
たとえば、浸漬時間(お米に水分を含ませる時間)など、1分、1秒という微妙な
時間が決め手になる工程を機械化し、再現性を図る。
そして、麹・酒母造りなど、経験値がものをいう分野は人が携わり
丹精込めて造り上げる。
人と機械のコラボ。
これも特性を活かしたコラボの一つだなと思います。

人にしろ機械にしろ、任せられるところは任せる。
得意分野は得意な人に任せることで、自分たちの強みを最大限に発揮する。
そんなコラボ、共創がこれからのビジネスでは必要なのではないか・・・
そう思うサミーです。

[おまけ写真]

杉玉&限定ラベルのスキー正宗

Sugidama

Skimasamune

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