フィードパスがYahoo!傘下に。- @ogawakazuhiro
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フィードパスがYahoo!の傘下になったと発表があった。
(参考:Techcrunch Japan)
社長の津幡さん、CTOの後藤さんを始め、関係者にはおめでとうと言いたい。
ご存じの方もだいぶ減ったように思うが、フィードパスはWeb2.0Bookの共著者でもある後藤康成さんと僕とで立ち上げたプロジェクトだ。母体となったブログエンジンという会社自体、僕が日立時代に後藤さんと組んで作ったイントラブログエンジンを商材にネットエイジが作った会社だし、サイボウズ側で僕が考案したFeedpathというWeb2.0型のWebアプリケーション群(RSSリーダーとマルチポスト型のBlogエディタ)を社名にもしている。
僕はちなみに、Feedpathは未既読管理を行わないRSSリーダーであり、今のTwitterの発想に酷似したものだった。さらにBlogエディタは主要なBlogとmixiにも投稿できる、今のHootSuiteのようなサービスでもあった。これらのプロダクトは、2006年当時からすれば「早すぎた」と言わざるを得ない。
そして、僕が現在経営しているモディファイの主力サービスである、ソーシャルメディアコンテンツ管理プラットフォームのSM3は、実はこのFeedpathの直系のテクノロジーであり、正統な後継であると言えるプロダクトだ。
コンセプトそのものが僕がフィードパス時代にやりたかったことであるし、なによりSM3の開発者はFeedpathの初期開発メンバーだからだ。(モディファイの開発チーム 9名中 実に5名がサイボウズ・フィードパス出身者だ)
フィードパスがSMB(中小企業向け)クラウドサービスに特化したことは、今回のディールを見れば分かるようにベンチャーとして正しい選択だったと考える。自分が関わったプロジェクトを無事EXITさせてくれたことに謝意を伝えたいほどだ。
(モディファイがオプトグループの傘下に入ったことを考えると、面白い因縁と思う)
そして、僕はモディファイとSM3を中心としたソーシャルテクノロジーの事業化に今後もフォーカスすることで、フィードパスでなし得なかったことを引き継いでいこうと思う。
現フィードパスの経営陣は、今後スーパーメガネット企業の傘下で自分たちのベンチャースピリットをどう保ち、どう社員のモチベーションを維持し、どう成長していくことを目指すかを都度決めていかねばならない。先行してオプトというネット広告代理店最大手の傘下に入った僕もまた、常に同じ課題を抱えながら日々の経営判断をしている。
一つ釜の飯を食った仲間として、これからそうした 新しい課題の解決と、それにともなう経営目標にトライしていく楽しみを、新生フィードパスの皆さんともシェアできたらいい、そう思っている。
(参考:Techcrunch Japan)
社長の津幡さん、CTOの後藤さんを始め、関係者にはおめでとうと言いたい。
ご存じの方もだいぶ減ったように思うが、フィードパスはWeb2.0Bookの共著者でもある後藤康成さんと僕とで立ち上げたプロジェクトだ。母体となったブログエンジンという会社自体、僕が日立時代に後藤さんと組んで作ったイントラブログエンジンを商材にネットエイジが作った会社だし、サイボウズ側で僕が考案したFeedpathというWeb2.0型のWebアプリケーション群(RSSリーダーとマルチポスト型のBlogエディタ)を社名にもしている。
僕はちなみに、Feedpathは未既読管理を行わないRSSリーダーであり、今のTwitterの発想に酷似したものだった。さらにBlogエディタは主要なBlogとmixiにも投稿できる、今のHootSuiteのようなサービスでもあった。これらのプロダクトは、2006年当時からすれば「早すぎた」と言わざるを得ない。
そして、僕が現在経営しているモディファイの主力サービスである、ソーシャルメディアコンテンツ管理プラットフォームのSM3は、実はこのFeedpathの直系のテクノロジーであり、正統な後継であると言えるプロダクトだ。
コンセプトそのものが僕がフィードパス時代にやりたかったことであるし、なによりSM3の開発者はFeedpathの初期開発メンバーだからだ。(モディファイの開発チーム 9名中 実に5名がサイボウズ・フィードパス出身者だ)
フィードパスがSMB(中小企業向け)クラウドサービスに特化したことは、今回のディールを見れば分かるようにベンチャーとして正しい選択だったと考える。自分が関わったプロジェクトを無事EXITさせてくれたことに謝意を伝えたいほどだ。
(モディファイがオプトグループの傘下に入ったことを考えると、面白い因縁と思う)
そして、僕はモディファイとSM3を中心としたソーシャルテクノロジーの事業化に今後もフォーカスすることで、フィードパスでなし得なかったことを引き継いでいこうと思う。
現フィードパスの経営陣は、今後スーパーメガネット企業の傘下で自分たちのベンチャースピリットをどう保ち、どう社員のモチベーションを維持し、どう成長していくことを目指すかを都度決めていかねばならない。先行してオプトというネット広告代理店最大手の傘下に入った僕もまた、常に同じ課題を抱えながら日々の経営判断をしている。
一つ釜の飯を食った仲間として、これからそうした 新しい課題の解決と、それにともなう経営目標にトライしていく楽しみを、新生フィードパスの皆さんともシェアできたらいい、そう思っている。
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