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組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

学校部活動の問題がいろいろと

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熊本県の私立高校サッカー部で問題が起きている。コーチの暴力問題に始まり、生徒の謝罪動画、監督の説明がウソだったことなど、問題がどんどん広がっている。

コーチの暴力問題が出た時に、「なぜすぐに学校が対応しないのか」と感じた。学校側がやるべきことはサッカー部の顧問や生徒に対しての事実確認と保護者への説明、そして生徒や保護者の意見を聞きながら今後の指導体制を作っていくこと。

残念ながら、部活動の場面ではこのような問題はどこの学校でも起こり得る。それだけに学校管理職は「部活動がどのような状況なのか」を常に把握していなければならない。校長こそ休日でも部活動の様子を見にいくべきだろう。自分がかつて勤めていた学校でも、部活動ではいろいろな問題が起きた。自分も問題を起こしたことがある。部活動の指導者に改めて確認していただきたい。部活動は何のためなのか。サッカー部の生徒たちに望むことは、自分たちで「これからはこうしたい」と主張し体質を自浄していくこと。自分たちの手で部活動を作り上げていってほしい。

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