批判的思考を生み出すには
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学校では最近「グループワーク」を用いた授業をよく目にする。生徒同士が一つのテーマについて話し合い、仮説をたて検証し考察する、という学びの形態である。
このグループワークを行う時に気を付けるのがメンバー構成である。仲の良い生徒だけのグループになると「それってどうなの」という批判が生まれない。
つい、お互い「いいね」を言ってしまう。「いいね」が出てしまうと、それが本当にいいものである場合を除いて「ダメダメ」になってしまう。
一つの意見に対して「いいね」なら、まだ救いようがあるが、出された意見すべてに「いいね」がつくと、グループはどの方向にも進めなくなってしまう。
「すべてのことになぜと問う」ことが、学びの一歩目なのだが、それをせずに「いいね」
を発してしまう危険。
「いいね」病が蔓延してしまうと危機的な状況になってしまう。
「いいね」ってなんなんだろう
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