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組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

少年野球の「お茶当番」問題

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少年野球・・・お茶当番問題

以前にもこのブログで「少年野球のお茶当番はおかしい」と発信した。

いったい誰のためのお茶当番なのか・・・?と思う。子供の野球に親がそこまで係る必要があるのか。お茶当番が義務のようになってしまうことで、親の負担が増えるだろう。子供の練習日である休日が、親も休日であるとは限らない。

ボランティアで指導してくれる監督・コーチに「せめてお茶くらい・・」という気持ちで始まったはずのお茶当番が、「義務」になり、それが親にとって「当たり前」のことへと変化したのだろう。

どうしてもお茶が必要なら、子供たちが自分たちでお茶を用意すればいい。それを監督やコーチに「どうぞ」と出せばよい。それも勉強。そういうことも教育だろう。親がお茶を出す必要はない。

横浜の筒香選手が「少年野球の在り方がおかしい」と発信して、やっと「少年野球が抱える問題」に光が当たり始めた。それでも遅すぎるのだが・・・。

グランド整備も親がしている、と聞いて驚いたことがある。

少年野球を通して、子供たちは何を学び、何を身に着けているのだろうか・・・。

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