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組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

いやなことをやる〜4

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いやなことやる

逆に 楽しいことってなんだろう・・・

高校生くらいの男の子の年代なら、ゲームやSNS,アニメやアイドルの追っかけ・・・が楽しいのか・・・

オヤジ世代になるとそれが、競馬・パチンコのギャンブル系やゴルフ・釣り・温泉旅行などの遊興系になるのか・・・(個人的にギャンブルは嫌う。お金は賭けるものではないと思うから。そんなお金があるなら自己投資しろ、とも思う。自分の稼いだお金だから使うのも自由だろう、という考え方もある。でも、もし、目の前の高校生が何かにお金を賭けているとしたら、「そんなことのためにお金はあるんじゃない」と激怒するだろう。実際、激怒したことがあった。その時に「自分で稼いだお金でやれ」とは言いたくない。)

楽しいことも大事。楽ではない勉強も高校生には大事。自分たちオヤジ世代、趣味や遊興は楽しいだろう。大事なことだ。でも、仕事以外に「楽ではないこと」をするのも大事だ。前に書いた「ノブレスオブリージュ」もそうだ。

中谷彰宏さんが「大学生が社長やってるより、社長が大学生やってる方がかっこいい」と書いていた。

本当のかっこよさって、かっこいいことをしている時ではないんだとおもう。

人は「知らないこと、できないこと、苦手なこと、いやなこと」を一生懸命やっているときがかっこいい。

「課長 島耕作」で、島耕作と上司の中澤部長が取引先への謝罪に行き、そこで裸踊りを強要される場面がある。中澤部長は「裸踊り、得意なんです」といって裸になって踊り、島の窮地を救った。泣ける。

本当にかっこいい。

英語の苦手な生徒達が一生懸命に英語で発表する姿には、人の美しさを教えられる。

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