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組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

定時制バレー部の挑戦・・・16原点回帰

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授業することの難しさを痛感する3ヶ月でした。授業の内容、方法、教材など、今の生徒たちにどのように提示し授業をしていくか試行錯誤の連続でここまで来ました。

考えてみれば、自分が仕事をし部活をしながらなんとか時間を作り、大学院に行って学んだのは「何を、どう、どの順序で教えるか」という教育方法学。今この時のために学んできたのだった。

スポーツの場合は、正確な動作技術を定着させるため、その動作の本質を見いだし、正しい方法・順序で構造的に教えること。投げること・打つことの動作技術を検証した。おかげで、ベンチにいながら打者の構えとスイングで打球方向がわかるようになった。

英語も同じ。つまずきの原因を見つけて、それをクリヤーしながら、理解して使えるようになるには・・・。

授業も回を重ねるにつれ、こちらの気持ちが伝わったのか生徒も一生懸命に取り組んでくれるようになった。「外人さんに道訊かれて、英語で教えてあげた」と嬉しそうに報告してくれた生徒がいた。「後期もこの授業をうけたい」(選択希望制なので)と言ってくれる生徒もいる。

今までの学びがここにつながっている。点が線でつながっているのか、後になってわかること。

もっともっとできることはあるはず。

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