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組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

ほめる とか しかる とか 怒るとか・・・3

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コーチングの大原則は「いいプレーを褒め、悪いプレーをしかる」こと

ほめたり・しかったりの対象はあくまでも「プレー」、人ではありません。
良いプレーを強化し、悪い・間違ったプレーを減らす それもできるだけ早く
ここを間違って、対象を「人」にしてしまうと、同じプレーをしているのに「褒められる選手・褒められない選手、しかられる選手・しかられない選手」がでてきてしまいます。
よくあるのが「うまい選手はしかられない」という指導の傾向 
 
これは最悪です もし対象を人にするならば、うまい選手にほど厳しい言葉をもって接するべきです。
「あんなに上手くても、しかられるんだ・・・」と周りが感じてくれるはず                                             
指導者は公平にプレーを判断し、何がよくて、何がだめなのか。そして、なぜそうなのか選手に伝えなければなりません。
「良いプレーにはOK,だめなプレーには No」
「コーチングとは褒めること」と思われがちですが、NoもOKと同じくらい大切です。                                         
家庭や学校で厳しい「しかられ経験」がないまま、社会にでてしまうと、上司に仕事のミスで叱責されただけで、すぐに心が折れたり「自分は褒められないとだめなんです」
などと、訳の分からない事を言い出してしまいます。
 
家庭や学校で絶対に不足しているのが、このしかられ体験」。耐性の不足はここに原因があるのではないでしょうか。                                                                 
確かに褒める事は大切です。でもそれだけでは十分ではありません。
 
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