風通しがいいことのメリット
おはようございます。
夜明けの晴れ空っぽい中、雨が降ってきました。@5.10am。
===ほぼ毎朝エッセー===
7月に転職してきて大阪に配属されたSさん。彼の日報にありました。
以下引用===>
東京出張は研修以来ということで改めて感じることが多い二日間となりました。定例のTMCとは別で、Mさんに入社して2カ月が経過してどんな感じかをお話ししました。TMCでは日々の業務の中で相談したいことなどを気軽に話せる機会だと改めて感じました。
TMCの制度も含めてe-Janは風通しのいい会社であることも再認識したのですが、何より改めて驚いたのはすれ違った時に皆さんがあいさつしてくれることでした。そういったことも気持ちよく業務に取り組める要素の一つなんじゃないかと感じました。
<===以上引用終わり
TMCとは、社員が月に一度、私を含めた取締役の誰か一人と、個人面談を行う、Ten Minutes Conversationという仕組みです。最近巷で流行っているOne-one-oneよりだいぶ昔、2006年から仕組みとして取り入れたものです。当初は私との個人面談でした。雑談でも感じたことでもなんでもいいので、話してもらうことをやっています。
今は社員数が多くなったので、他の取締役にも依頼し、分担して実施しています。必ずしも私の意見が取締役たちの意見とは限りません。また、違う人の組み合わせから、新たなダイナミズムも発生しています。グループリーダーとそのグループの各メンバーとでもTMCがあります。
社内でのすれ違い時に、単に「お疲れさま~」と、考えずに挨拶するのではなく、何か一言、頭をひねった言葉をかける運動を実施している人も増えてきています。そういう咄嗟の頭の使い方が、結果的には組織全体の頭の柔軟性を高めます。それだけではなく、より本来の人と人とのコミュニケーションを円滑にします。人はお互いに関心をもつことが、コミュニケーションの第一歩めなのですから。
こういった小さな積み重ねは、会社の風通しのよさを変えます。でも風通しは何故重要か?
風通しがいいと、誰がどのように組織に貢献してくれているのかが見え易くなります。人は貢献できることに喜びを感じます。それが見えれば、普段の頑張りが励まされます。風通しが良ければ、自分からは見えないその人の一面や頑張りが伝わっています。あるいは、それが悪いことでも、多面的に情報が集まってくれば、その人を一方的に責めたりすることが良くないことであることも分かります。
e-Janでは、風通しがいいことのメリットのために、数多くのことを会社の仕組みに取り入れています。月に一度の懇親会費用提供もそうですし、毎日の社内SNSもそうです。先日、社内を見学した人が言っていました。「坂本さん、想像以上に立派な会社でした。この会社は大きくなりますね」と。多数の会社を見ている人だから、このコメントは嬉しかったです。